(株)日立マイクロソフトウェアシステムズは、Linuxなどに対応したWebメールサーバソフト「GraceMail」の最新バージョン、『GraceMail Ver.3』を29日より発売する。
「GraceMail Ver.3」メール作成画面 |
「GraceMail」は、ユーザーのシステムに応じた認証方式を選択できるほか、クライアント制限がなく、低コストで導入できるなどの特長を持つ。今回、新たに以下のような機能が追加された。
- メールの自動振り分け
- 複数署名の利用
- 開封確認
- LDAP対応の共有アドレス帳(オプション機能)
対応OSは以下のとおり。このほかについては別途問い合わせが必要となる。
- Solaris 2.6、2.7、2.8 for SPARC
- Red Hat Linux 6.2J
- Turbolinux Server 6.1、6.5
- Vine Linux 2.0
価格は21万8000円。購入日から180日間、3件までの問い合わせサポートが含まれる。Ver.2.0からのアップグレードは7万円、Ver.1.5からは10万円。なお、オプション製品は以下のようになっている。
- LDAP共有アドレス帳機能……9万8000円
- メール自動削除機能……9万8000円
- メールデータ容量制限機能……19万8000円
サポート内容は以下のとおり。
- 保守サポートA……問い合わせ3件、1年間有効、6万円
- 保守サポートB……問い合わせ10件、1年間有効、15万円
- 保守サポート追加インシデント……3件、4万円/10件、10万円(1、2の契約期間内のみ)
- カスタマイズサービス……個別見積
(株)日立マイクロソフトウェアシステムズでは、今年度内の販売目標を1000システムとしている。また、Ver.2.0の際に行なわれていた試用版ダウンロードについては、今回のバージョンでも行なわれる予定があるという。