(株)日立マイクロソフトウェアシステムズは、MIRACLE LINUXなどに対応したWebメールサーバ『GraceMail Ver.3 rev.6』を6月6日に出荷開始した。
『GraceMail』は、Webブラウザ上でメールの作成、送受信、管理が可能なソフトウェア。フォルダへの自動振り分け機能や、LDAP対応のアドレス帳なども提供されている。クライアント数制限がないため、低コストで導入することも可能だ。今回のリビジョンでは、対応ディストリビューションが追加されたことで、予算や利用形態に応じたシステム構築がより柔軟に実現されるとしている。
『GraceMail Ver.3 rev.6』で追加されたおもな機能は以下のとおり。
- 『MIRACLE LINUX Standard Edition V2.0』、『Vine Linux 2.1.5』に対応
- メール一覧、メール作成画面で添付ファイルサイズを表示する機能を追加
- メール自動転送設定を管理アカウント宛のメールで変更可能にする機能を追加
そのほか、バグフィックスや動作仕様の一部が変更されている。
『GraceMail Ver.3 rev.6』の価格は21万8000円。なお、旧リビジョンの『GraceMail Ver.3』ユーザーは、サポートWebサイトを通じて無償アップデート版が提供される。