日本電気(株)とシスコシステムズ(株)は27日、ミッションクリティカルな基幹業務向けのネットワーク分野において、協業に合意したと発表した。
今回の協業では、ミッションクリティカルシステムのニーズの高まりを受け、シスコ製品を中心としたソリューションの共同開発、ネットワーク構築やマーケティング・販売活動における協力体制の強化などを行なうという。
協業の概要については以下の通り。
- 両社の技術・ノウハウを持ち寄ることによる、シスコのGigabit Ethernet対応レイヤー3スイッチ『Catalyst 6500』とNECのUNIXサーバー『NX7000』をベースとした新ソリューションの開発
- NECが受注したシステム案件に対して、シスコがネットワーク・ソリューション・センター(NSC)に専任のSEを置き、ネットワーク設計・構築における支援を行なう
- セミナー・展示会・広告など、マーケティング活動や営業活動における相互協力や、ネットワーク技術の共有化、SE教育における協力
NECでは、シスコ製品を活用したネットワークシステムにおいて、今後の1年間に300システムの販売を見込んでいる。