ノバックからTVチューナー付きビデオキャプチャカード「Prime/S」の後継バージョン「PrimeTV/SI」が登場、TSUKUMO eX.が1万2799円で販売を開始した。主な機能強化点は、MPEG2リアルタイム録画、タイムシフト再生、iEPGに対応したこと。
PrimeTV/SIはHonest Technologyの「honestech MPEG Encoder 3.0」や「honestech MPEG DVR 2.0」を同梱しており、テレビ録画ほかAVIからMPEG1/2への変換を可能としている。マニュアルによると、キャプチャ解像度は320×240、352×240、352×288ドット(MPEG1)、320×240、352×240、640×240、640×480(MPEG2)、フレームレートは23.97、24.00、25.00、29.97、30.00から選択可能。画質は最高・高・標準から選択できる。この画質はビットレート(50kbps単位)と連動しており、微調整が可能とのことだ。
ショップによると、PrimeTV/Sはアルファデータの低価格キャプチャカード「AD-TVK52PRO」の対抗製品としてだしてきたものだという。
一方、アイ・オー・データ機器からも「GV-BCTV5/PCI」が登場。詳細スペックはこちらのページを参照していただきたいが、同社によると「パソコンからのノイズの影響を受けにくくするPCIボードの基板レイアウトや、電源の揺らぎを抑える多数のコンデンサを効果的に実装」しているとのこと。チップ自体は一般的なConexant Fusion878Aを搭載。キャプチャ解像度は720×480、352×480、352×240ドット、ビットレートは4~8Mbps(720×480)、2~4Mbps(352×480)、1~2Mbps(352×240)となっている。iEPGほかADAMS EPGに対応。今秋にはADAMS-EPG+にも対応予定としている。価格は、OVERTOPで1万5800円、クレバリー1号店、3号店で1万5480円、T-ZONE.PC DIY SHOPで1万6800円。