テンキーレスでコンパクトサイズ、そしてノートPC“ThinkPad”と同じく、ブラックカラーにTrackPointの赤いスティックがトレードマークのIBMのキーボード「Space Saver Keyboard II」。多くのショップでその姿を目にするアキバではおなじみの存在だが、今週に入り、インターフェイスをUSBに変更しデザインがリニューアルされた新型「USB Space Saver Keyboard」が登場した。
前モデルでは、キーボードとTrackPointのためにケーブルが二股に分かれ、マウス用とキーボード用両方のPS/2コネクタに接続する必要があったが、このUSB版ではUSBポート1つで両方動作するようになっていてる。
インターフェイスの変更のほかデザインも改められており、段の付いた筐体上辺は以前発売された「RAKIII Modular USB Keyboard」とよく似ている。また青いリターンキー、カーソルキーの脇に設けられたブラウザの「戻る」「進む」ボタンはこのところのIBMのPCに共通したものであり、加えてTrackPointのクリックボタンは「ThinkPad i Series s30」とデザインを同じくしている。
全体に、IBMが現在推し進めている“デザイン・アイデンティティ”を全面的に取り入れた新モデルという趣きである。
ちなみに、TrackPointは左右クリックのほかスクロールボタンのある拡張版となっており、本体は2ポートのUSBハブ機能も持っている。
価格はコムサテライト3号店、ぷらっとホーム、若松通商PS/PLAZAで1万2000円となっている。
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