「探検道」は、未開の土地に切り込み、知られざる遺跡や失われた文明、秘宝を探して極めるシミュレーションゲームだ。
ゲームのストーリーと進め方
右がプレイヤーの分身となる主人公のラリー・トラヴィス。しゃべっているスキンヘッドのごついおっちゃんは会社がガイドとして雇ってくれたエリック・クロフトさん。街やイベント発生時はこうした画面が表示される。 |
ゲームの進め方自体は非常に単純。探検隊を組織し、最初は暗闇ばかりの画面を移動してマップを広げる。進む途中で、キラキラ輝く場所を見つけたら、そこに宝か遺跡がある可能性が高い。そこへ向かい「探索」を行うと、オブジェクト(本ソフトではアイテムや遺跡、文明をひっくるめてこう呼ぶ)を発見できる。発見したオブジェクトについての記事を本社に送信すると、次に街に入った時に送信した記事に見合った金額の資金が得られるという具合だ。
広大なマップはある一定の区画で区切られており、各マップごとにクリア条件が設けられ、達成すると次のマップのクリア条件が提示される。しかし、この条件が単純ではなく、たとえばある遺跡を発見した後に、その遺跡を作った人の謎を追うのか、遺跡自体をさらに探っていくかなどで分岐していく。当然ストーリーもそれによって先々の展開が変わるマルチエンディングなので、一度エンディングを見ても、次ではもう一方の選択をしてみるなど、何度でも楽しめる。発見した文明や遺跡によってはそれ以降の歴史を変えてしまう場合もあって、非常にわくわくするゲームだ。
ゲーム開始直後のマップは暗闇に包まれているが、マップ上で移動させたい場所をクリックして隊を進めてマップを広げる。オブジェクト(目的のお宝や遺跡など)がありそうな場所を発見! |
場所に着いたが、見つからない。そこで「探索」してみる。 |
すると宝石が見つかった! |
それまで平坦だった場所に遺跡が現れる。 |
大まかな流れは以上のとおりだが、もちろんオブジェクトだってただ歩いているだけでは見つからず、隊の探索能力が低ければいくら探しても見つからないし、食料が少なくなれば狩猟をしなければならない。行軍中も崖崩れのような事故が発生したり、盗賊や猛獣に襲われることもある。