インフォテリア(株)は、LinuxおよびSolaris、Windowsに対応したXML処理エンジン「iPEX(アイペックス)」の新バージョンとなる『iPEX Version2.1』を24日より出荷する。HP-UX対応版は3月21日より提供されていたが、今回、マルチプラットフォーム対応版が追加された。
「iPEX」は、アプリケーションがXMLを処理するために必要な機能を備えた開発用のライブラリ。使用目的別に3つのエディションを用意している。
- デペロッパー・エディション……「iPEX」を組み込んだソフトウェアの開発環境。Webサイトより無償でダウンロードできる
- スタンダード・エディション……自社システムでの運用などに利用する場合
- プロフェッショナル・エディション(PE)……ミッションクリティカル・システムでの運用や、「iPEX」を組み込んだシステムを第三者へ再販する場合。また、PEには100ランタイムライセンス、PE1000には1000ランタイムライセンス、PE無制限版には無制限ランタイムライセンスが含まれる
価格は以下のとおり。なお、前バージョンを購入したユーザーは、7月末日まで定価の半額で購入できる。
Solaris版
- デベロッパー・エディション……無償提供
- スタンダード・エディション……40万円
- プロフェッショナル・エディション……800万円から
Linux/Windows版
- デベロッパー・エディション……無償提供
- スタンダード・エディション……20万円
- プロフェッショナル・エディション……400万円から