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NTT Com、県間・県内通話料金を値下げ、新サービスも

2001年01月23日 19時52分更新

文● 編集部

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エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)(NTT Com)は22日、県間および県内通話料金を値下げするとともに、新割引サービスを開始すると発表した。5月から始まる電話会社選択サービス“マイライン”においての各社間の価格競争に対抗するために値下げしたもの。なお、県内(県内市外・市内)電話サービスについては、現在、サービス提供の準備を進めており、提供条件等の詳細については、競争状況等を踏まえ、決定するとしている。

県間通話料金について、遠距離・中距離の昼間・夜間・深夜・早朝料金を最大25%、平均21%値下げする。具体的には、最遠距離の昼間を3分90円から80円に、深夜・早朝を3分50円から40円に値下げする。また、それ以外の距離段階・時間帯においても他社と同額に値下げする。値下げの対象となる通話は、NTT東日本・NTT西日本の加入電話などからの都道府県をまたがる市外通話、フリーダイヤル通話、メンバーズネット通話、テレチョイスなどの市外割引サービスの対象となる市外通話など。実施時期は3月1日。

県内通話料金については、新たに県内通話料金区分を設けるとともに、フリーダイヤルなどで提供している県内市外・市内通話料金について値下げする。

料金表
料金表

実施時期は5月1日。ただし、テレチョイスなどの割引サービスについては、3月1日から2ヵ月間、県内通話料金の割引率の拡大により、値下げ後の県内通話料金との差額相当分を先行的に値下げする。

コンシューマー向け割引サービス“シャベリッチ”、および“OCNシャベリッチ”の割引率を、土曜・日曜・祝日の通話について、最大55%割引に拡大する“ウィークエンド割引”を新設する。提供開始は2月1日。

そのほか、利用実績に合わせ、さまざまなメリットが受けられるコンシューマー向けサービス“コーレージサービス”、“コーレージ ポイントークプログラム”などを開始する。“コーレージサービス”は、“シャベリッチ”などを利用しているユーザーに、当該サービスの利用期間の実績に応じ追加割引を行なうサービス。対象サービスは、“シャベリッチ”、“OCNシャベリッチ”、“ホーム・オフィス割引”、“OCNホームパック”。コーレージ割引の期間は、対象割引となる上記サービスの利用開始日に遡って計算される。提供開始は2月1日。

“コーレージ ポイントークプログラム”は、電話・OCNの利用額に応じて蓄積されたポイントを、景品およびNTT Comの利用料金の支払いに充当できるサービス。提供開始は5月予定。

同社では、今回の料金値下げ、および新サービスの開始による値下げ総額が約600億円になると見込んでいる。

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