マイクロソフト(株)は11月4日、Internet Explorer 5.5に、最新の更新プログラムとセキュリティ問題の修正プログラムを提供する「Internet Explorer 5.5 Service Pack 1とインターネットツール」のダウンロードサービスを開始した。
なお、「Internet Explorer 5.5 Service Pack1」には、Windows 95/98、Windows NT、Windows 2000、Windows Me用がそれぞれ用意され、ダウンロード時に選択可能となっている。
今回提供される「Internet Explorer 5.5 Service Pack1」の特徴は、既存のバージョンのInternet Explorerをアップグレードするようにインストールすることも、Internet Explorerのインストールされていないコンピュータにクリーンインストールすることもできることだ。
「Internet Explorer 5.5 Service Pack1」をインストールして、現在リニューアル作業中の、新「ascii24」のトップページを表示 |
4日に編集部が確認したところ、米国Microsoft社のサイトでは、日本語版のダウンロードサービスは開始されていなかったが、5日深夜に再度アクセスしてみると、日本語版のダウンロードサービスも開始されていた。以下のURLを参照のこと。
http://www.microsoft.com/windows/ie/download/ie55sp1.htm
用意されている8カ国後から選択してダウンロードが可能 |
また、日本のマイクロソフトのサイトでも、既に対応ページが用意され、ダウンロードが可能となっている。以下のURLを参照のこと。
http://www.microsoft.com/windows/ie_intl/ja/download/
日本語のダウンロードページでは、システム要件の表示の他、注意事項が書かれた「README」ファイルを直接参照可能。インストールの前に読むことができる |
「Internet Explorer 5.5 Service Pack 1とインターネットツール」をインストールした場合、Internet Explorer 5.5およびOutlook Expressの、それぞれのバージョン情報のビルド番号が更新される。
Internet Explorerの場合、「ヘルプ」メニューの「バージョン情報」を開いてみると、Internet Explorer 5.5の時に
- バージョン:5.50.4143.0600IC
- 更新バージョン:0
であった表示が、
- バージョン:5.50.4522.1800IC
- 更新バージョン:;SP1;
に変更される。
Service Pack 1をインストールした後の、Internet Explorerの「バージョン情報」 |
また、Outlook Expressの場合、「ヘルプ」メニューの「バージョン情報」を開いてみると、Outlook Express 5.5の時に
- 5.50.4133.2400
であった表示が、
- 5.50.4522.1200
に変更される。
Service Pack 1をインストールした後の、Outlook Expressの「バージョン情報」 |