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カノープス、リアルタイムDVノンリニア編集システムを発売

2000年10月23日 18時38分更新

文● 編集部

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カノープス(株)は17日付けで、リアルタイムDVノンリニア編集システム『DVStorm-RT』、『DVRex-RT Professional』の2製品を12月末に発売すると発表した。価格は『DVStorm-RT』が16万8000円で、『DVRex-RT Professional』は49万8000円。

『DVStorm-RT』

『DVStorm-RT』は、'99年11月に発売した業務用リアルタイムDVノンリニア編集システム『DVRex-RT』の編集機能を継承しつつ、価格を抑えたリアルタイムDVノンリニア編集システム。同社ではハイエンドユーザー、およびDVコンテンツのみで完結する業務ユーザー向け製品と位置付けている。専用編集ソフト『StormEdit』に加え、ビデオキャプチャー&再生ソフト『StormVideo』、オーディオキャプチャー&再生ソフト『StormAudio』が付属する。

『StormEdit』は、独自の編集ソフト。タイトル作成時やトランジションエフェクト設定時に必要だったレンダリングが不要となる。また、“ビデオ・オーディオフィルタ”、“スロー(1/2)”や“ピクチャーインピクチャー”、“ルミナンスキー”などもリアルタイムでの処理を行なえる。
『StormVideo』は、DVおよびアナログビデオの音と映像を、ハードディスクにキャプチャーし再生するソフト。キャプチャーおよび再生中の画像をビデオ出力と同時にパソコンモニタにオーバーレイ表示できる。V-Port Technologyによる静止画キャプチャーも可能。
『StormAudio』では、DVまたはアナログ入力のオーディオデータを、WAVファイルとしてHDDに取り込み、再生できる。ピークホールド付きステレオレベルメータやSMPTEのタイムコード、ステータスなどの各種情報の表示機能などを搭載する。

そのほかにアドビシステムズ(株)製のDV編集ソフト『Adobe Premiere 5.1J』や、DVDオーサリングソフト『DVDit!LE』、オーディオループシーケンサー『Sonic Foundry ACID Style』などのソフトが付属する。

対応機種はPentium III-700MHz以上のCPU、およびWindwos NT4.0/2000を搭載したIBM PC/AT互換機(Windows 98SE/Meは対応予定)。

『DVRex-RT Professional』

『DVRex-RT Professional』は、リアルタイムDVノンリニア編集システム。『DVRex-RT』の後継機にあたり、βカムで記録されたコンポーネント信号の入出力機能、βカムデッキのRS-422コントロール機能、バランスドオーディオ端子、オーディオレベルメーターを追加した。全ての端子をブレイクアウトボックスに装備する。

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