松下インターテクノ(株)は、米Pinnacle Systems社のビデオキャプチャーボード2製品を発表、3月下旬に発売する。
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PC/AT互換機用の『miroVIDEO DV100』の後継機種であるDVキャプチャーボード『miroVIDEO
DV300』(14万8000円)は、マルチプラットフォームに対応。PCIバスを搭載したPC/AT互換機(Windows95)のほか、Macintoshでも使用できる。WindowsNTにも順次無償で対応予定。
DVカメラ用に3系統のDV端子を搭載するほか、アダプテック社のUltra
Wide SCSIインターフェースなどを1枚のボードに搭載。リアルタイムのビデオオーバーレイ機能を装備、サウンドチップを搭載し、ビデオ出力と音声出力のシンクロを実現できる。
ハイブリッド版の付属ソフト『Adobe Premiere4.2LE日本語版』と、同ソフトのプラグインソフト『miroINSTANT
VIDEO』の利用により、AVIファイルの制限(2GB:約9分)を超えるデータを扱えるほか、キャプチャー前にアセンブル編集(カット編集)を行ない、フレーム落ちを防ぐことができるキャプチャー・再生ソフト『miro
VIDEO DV Tools』も付属する。
同時に、放送局レベルの圧縮率(2.5:1)と、7Mbit/秒のデータレートを実現したビデオキャプチャーボード『miroVIDEO
DC30 Plus』(18万8000円)を発表した。704×480ドットで30フレーム/秒(60フィールド/秒)のキャプチャーなどができ、ビデオカメラのコントロールをパソコンから行なえるスマートケーブルなどが付属する。
DV300同様に、Adobe Premiere4.2LE日本語版などが付属するが、4月中旬には製品版の『Adobe
Premiere4.2日本語版』を同梱した製品(22万8000円)の発売を予定している。また、旧製品『miroVIDEO
DC30』のユーザーには『DC30 Plus』へのアップグレード製品として『miroVIDEO Productivity Pack』(4万9800円)が用意されている。(報道局 井上哲郎)
http://www.mitc.co.jp/multi/index.html
