米Be社(カリフォルニア州メンロパーク)は28日、2月10日から12日までサンフランシスコで開催される“Software
Development '98 Conference(SD'98)”、および3月19、20日にサンタクララで開催される“Be
Developer Conference(BeDC)”で 同社のIntel版BeOSをデモンストレーションすると発表した。両カンファレンスの参加者には『BeOS
for Intel Pentium processors』の最初のコンプリート・コピーが配布される。
米Be社の会長兼CEOであるジャン=ルイ・ガセー氏は「両イベントにのぞむにあたって、われわれは喜びにたえない。今回、BeOS
for Intelの最初のリリースを出荷することになるが、われわれは興奮を禁じ得ない。子供を自慢しない親がいないように、弊社のOSがアプリケーション開発メーカーと良好な関係がもてることを期待する」と語っている。
Be社はサンフランシスコのモスコーンセンターで開催されるSD'98のNorth
Hall、454番ブースで出展し、Intel版およびPower Macintosh版のBeOSが展示される。ここでは各種オーディオ、ビデオ、画像処理、テキスト処理などのアプリケーション、開発ツールもデモされる予定。
3月のBeDCは、現在のBeOS向けアプリケーションの開発者に加えて、Windows、UNIX、Mac
OSで経験のある開発者を対象としている。同カンファレンスではキーノートスピーチに始まって、ふたつのトラックに分かれてBeOSの基礎から高度な利用法に至るまでセッションが行なわれる。また、セッションには製品の市場投入方法、インターネット上での流通に関するトピックも含まれ、BeOS開発ツール、アプリケーション、関連書籍も展示される予定。
カンファレンス参加者には『BeOS for Intel Release 3』が配布され、登録者には4月リリース予定の『BeOS
for Power Macintosh Release 3』が無料で送られる。(報道局 河村康文)
http://www.be.com/(米Be社)
“Be Developer Conference”については
http://www.be.com/developers/BeDC_info.html
