日本電気(株)は、同社のサーバー『Express5800』シリーズの最上位モデル『Express5800/190DPro』の出荷を1月末に開始する。価格は500万円から。同サーバーは、自社開発のチップセット“AQUA(アクア)”を装備しており、1MBのキャッシュメモリーを内蔵した200MHz版のPentiumProプロセッサーを最大8個搭載できるのが特徴。トランザクション性能に関するベンチマークテスト“TPC-C(Transaction
Processing Performance Council Benchmark C)”において、世界最高の14900tpmCを達成したという('97年12月8日現在、WindowsNT
Serverで)。
メモリー容量は標準で128MB、最大4GB。最大8.6GB×12(=103.2GB)のハードディスクドライブを内蔵でき(ホットプラグ対応)、インターフェースにはUltra
Wide SCSIを採用。フロッピーディスクドライブおよびCD-ROMドライブを標準装備している。サイズは幅520×奥行き700×高さ700mm、重量は72.5kg。
ホットスワップ対応の冗長電源および冗長ファンを採用するほか、故障の兆候などを監視センターからユーザーに知らせる予防保守サービス“エクスプレス通報サービス”を提供しており、信頼性の高いシステムが構築できるという。(報道局 浅野広明)
http://www.nec.co.jp/
