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EOS Kiss F──6万円台のライブビュー搭載機

2008年07月14日 11時00分更新

文● 周防克弥/カメラマン

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コストダウンした箇所も多い


 また、X2で採用された14bit RAWの機能も搭載されず、12bit RAWでの撮影になる。スペック的に後退してしまったのは、少々残念な部分だ。

電池収納部など

バッテリーはX2と同じもの(LP-E5)を使用する。小型化された電池だ。記録メディアもSDメモリーカードと同様

 これ以外の部分では、スポット測光の廃止、ファインダー倍率の低下(0.87倍から0.81倍へ)、AFのポイント数の削減(9点から7点へ)、高輝度・階調優先機能の廃止、ワイヤレスリモコンに非対応といった部分でのスペックダウンが見られる。比べると、X2の完成度の高さが目立つ。

 なお、AFポイントは9点から7点に減っているが、両端がX2より広がったため、フレーミングの自由度は上がった印象だ。

外観比較

3機種の外観比較。左からX、F、X2。Fの質感や見た目はXに近い印象だ。デザイン的にはまさにXとX2の中間といった感じ



このクラスのライブビュー機は価値アリ


 Kissシリーズでは、X2から搭載されたライブビュー機能は、Fにも搭載されている。コンパクトデジタルカメラと同じ感覚で使用できるライブビュー機能はエントリークラスだからこそ、必要な機能だろう。

ライブビュー

ライブビュー時には5倍と10倍の拡大が可能。グリッドを表示させて、水平の確認ができる。また、ライブモード時(コントラスト検出時)にはAFポイントを画面上の好きな場所から選べる

 機能的にはX2とほぼ同じで、一旦ミラーを戻し、AFセンサーを利用してピントを合わせる「クイックモード」(位相差検出方式)と、ライブビューのまま動作させる「ライブモード」(コントラストAF方式)の2種類が選べる。

 クイックモード時の動作スピードは通常の光学ファインダー使用時とほぼ同じ。ミラーが戻る動作が加わるが一瞬と言ってもいいレベルだ。コントラストAF時のスピードはかなり遅く感じる上にシャッターボタンの半押しでは動作しない、操作性もスピードもX2とほぼレベルだ。

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