今月1日に発売された、自宅で手軽にフィットネスが楽しめる任天堂(株)の「Wii Fit」。発売以来、店頭では飛ぶように売れており、入荷日には「Wii Fit」と「Wii」本体を持って、レジに並ぶ人でいっぱいな様子。なお、12月中旬現在でも品薄状況は変わっていないようだ。
マリオを作り上げた世界の宮本 茂氏が、「健康」をテーマに取り組んだ本作だが、いったい何ができるのか? そしてその効果のほどは!? 日ごろ運動不足の編集部員たちが実際に体験してみた。
4種類のメニューからフィットネスを楽しめる
Wii Fitは、ゲームソフトのほかに、体重(BMI)・バランスを計測できる「バランスWiiボード」がセットになっており、ヨガ、筋トレ、有酸素運動とバランスゲームを楽しむことができる。
ヨガ、筋トレ、有酸素運動、バランスゲームの4項目を備える。それぞれの項目内にあるメニューをこなすことで、運動した時間として加算されていく。運動時間が貯金として増えていくことで、項目内の運動メニューが増えていくぞ
ヨガ
筋トレ
有酸素運動
バランスゲーム
Wii Fitで「Mii」を使って自分のキャラクターを作り、最大8人まで登録できる。「みんなの広場」では全員のデータがグラフで表示されるので、家族のデータを登録してプレイしていれば、進行状況や目標達成状況を競いあえる。ちょっと体重が増えてしまったときなど、「夜食を食べた」「食べ過ぎた」などの言い訳を入力することもでき、あとで生活態度について見直すこともできる。
実際のキャラクター登録作業では、身長と年齢を最初に入力する。その後、画面の指示に沿ってバランスWiiボードに乗り、体重計測・バランス計測をすれば完了だ。体重計測では、体重を身長の2乗(170cmなら1.7mとして)で割った「BMI指数」が表示される。バランスWiiボードのキャラクター「ウィーボ」が言うように、BMI指数が22に近づくように体重を絞っていくのが、目標のひとつだ。
体重計測後に行なわれる最初のバランス計測では、体を左右に傾けて青いラインに左右のバランスを合わせる「基本バランステスト」が行なわれる。30秒以内に5つの計測テストを終了できれば上出来だが、バランスを普段から意識していないと、タイムオーバーになってしまうだろう。
ここで自分以外にも、周りにいた編集部員にも測ってもらった。基本デスクワークで、取材に出かけるときは重い荷物を背負っていく編集部員のバランス年齢は如何に!?
