(株)NTTドコモとNTTドコモグループ8社は19日、FOMA携帯電話機「N905i」「N905iμ」「N902iL」(いずれも日本電気(株)製)の不具合を解消する、内蔵ソフトウェアの更新プログラムを本日提供開始した。
内蔵ソフトウェアの更新で改善される不具合の内容は以下の通り。
N905i
- 照度センサーによる照明設定を「自動調整OFF」にしていても、「地図アプリ」を起動した後に「自動調整ON」と同様の設定状態になる不具合
- 録画したワンセグ放送の再生中に音声着信やメール受信があると、ビデオ終了後に待受画面に戻った場合、一定時間を経過してもバックライトが微点灯にならない不具合
- ビュースタイルの待受画面でiチャネルのテロップを表示中に、省電力モードで設定した待ち時間が経過して画面の表示が消えると、端末が再起動する場合がある不具合
- 電話発信画面にFlash画像を設定した場合に、音声発信しても電話発信画面にFlash画像が表示されず、初期設定画像が表示される不具合
- エリアメール受信設定画面の説明文を変更
N905iμ
- 電話発信画面にFlash画像を設定した場合に、音声発信しても電話発信画面にFlash画像が表示されず、初期設定画像が表示される不具合
- エリアメール受信設定画面の説明文を変更
N902iL
- 電話帳に登録したポーズダイヤルを、電話帳またはリダイヤルから発信すると、ポーズ部分でダイヤルデータを区切ることができない不具合
- プレゼンス登録端末が多い場合に、SIPアイコンが点灯しているにもかかわらず、発着信ができない不具合
なお、N905i、N905iμについては、更新ファイルが自動でダウンロードされ、ユーザーの操作なしに更新される。N902iLは、メニューから「ソフトウェア更新」を選択して画面の指示に沿って更新する。