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ライン出力を4系統装備

クリエイティブ、「Sound Blaster」初のPCI Express対応サウンドカードを発売

2007年11月07日 19時37分更新

文● 編集部 太田 渉

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 クリエイティブメディア(株)は7日、サウンドカード「Sound Blaster」シリーズ初となるPCI Express x1対応のサウンドカード「PCI Express Sound Blaster X-Fi Xtreme Audio」を今月中旬に発売すると発表した。価格はオープンプライス。直販サイト「クリエイティブストア」での価格は7980円。

PCI Express Sound Blaster X-Fi Xtreme Audio

PCI Express Sound Blaster X-Fi Xtreme Audio

 3.5mmステレオミニジャックを4系統装備し、最大で7.1chのスピーカーシステムを接続することが可能。圧縮された音楽データの高周波成分と低周波成分を拡張して、音質を高める「X-Fi Crystalizer」、ヘッドホンやステレオスピーカーなどでバーチャルサラウンド再生ができる「X-Fi CMSS-3Dテクノロジー」を搭載している。サラウンドのAPIとしては、EAX 1.0/2.0、EAX ADVANCED HD 3.0/4.0などに対応する。

 入出力は、アナログ端子のほかにマイク入力、デジタル入力端子と出力端子を各1系統装備している。カードサイズは幅54×奥行き10×高さ100mm。対応OSはWindows Vista/XP。Windows Vista上でDirect Sound 3D/EAXのサラウンドサウンドを実現するソフトウェア「CREATIVE ALchemy」も付属している。



3基のドライバーを装備した2.0chスピーカーも発売



 あわせて同社では、グラスファイバーコーンを2基、湿度に強いという布製ドームツィーター、計3基のドライバーを搭載した2.0chスピーカー「CREATIVE GigaWorks T40」(GW-T40)を12月中旬に発売すると発表した。クリエイティブストアでの価格は1万7800円。

CREATIVE GigaWorks T40

CREATIVE GigaWorks T40

 本体天頂部に、“スピーカー内部から音波の流れを作り出すように音響学的にデザインして、中低音域を再現できる”という「BasXPort」(バスエックスポート)備えており、サブウーファーを追加せずとも低音域を再生できるという。ステレオのRCAピンジャックをミニプラグに変換するアダプターが付属しているため、家庭用ゲーム機などの音を同製品で再生できる。入力端子はアナログ1系統、出力端子はヘッドホン出力を装備する。本体サイズは幅116×奥行き150×高さ320mm、重量は1.6kg。

 また、同社では本日より同社製品でパソコンのオーディオ環境を強化しようというキャンペーンを実施している。「PCオーディオ強化計画」というスローガンを掲げており、定められたセット製品を購入すると最大で約25%オフになるもの。キャンペーン期間は12月26日まで。詳しくは下記関連記事を参照のこと。

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