西日本電信電話(株)(NTT西日本)は20日、電報事業開始以来初となるプロ野球球団とタイアップした電報台紙『栄光の阪神タイガース電報』『燃えよ中日ドラゴンズ電報』を7月1日に販売開始すると発表した。同時に、自然保護の観点から、受信者が栽培できる植物の種を織り込んだという和紙製の電報台紙『環境保護電報』も同日販売開始される。
栄光の阪神タイガース電報は、1985年に対読売ジャイアンツ戦でバース、掛布、岡田がバックスクリーンに3連発打ち込んだ名シーンを始め、多くのファンの記憶に残る場面を当時の試合のラジオ中継と、阪神タイガースの球団歌である“六甲颪”(ろっこうおろし)のCD付き電報台紙でメッセージを届けるというもの。裏面には六甲颪の歌詞と当時のスコアがデザインされている。
燃えよ中日ドラゴンズ電報は、中日ドラゴンズのイメージカラーである青を基調に、表紙に6選手(福留孝介外野手、立浪和義内野手、井端和宏内野手、川上憲伸投手、山本 昌(昌弘)投手、中村紀洋内野手)をデザインした電報台紙。台紙の中面には、表紙を飾った6選手のサインが書き込まれている。
環境保護電報は、台紙にかすみ草、ポピー、なでしこのいずれかの植物の種を織り込んだ和紙が挟まれており、受信者がその種を栽培することで、緑を育て、緑を豊かにして、心も豊かになるという電報台紙。
利用するには電話(携帯電話を含む)で115番(局番なし)、もしくはインターネット電報サービス“D-MAIL”(パソコン用、およびiモード公式メニュー)から申し込む。価格は栄光の阪神タイガース電報、環境保護電報が1575円+電報料(文字数による)、燃えよ中日ドラゴンズ電報は1050円+電報料。なお、受付・配達地域はともにNTT西日本エリアとなり、富山県/岐阜県/静岡県以西の30府県が対象となる。