フィンランドのノキア社は現地時間18日、シンガポールにて“NOKIA Connection 2007”と題したプライベートイベントを開催している(19日まで)。携帯電話機の新機種なども発表している。ここでは新機種を中心に現地の会場の模様をお伝えする。
今回発表されたのは、背面のサブディスプレー下に音楽操作用のキーを配置した『Nokia 6267』、スタイリッシュなデザインを採用した『Nokia 3500 Classic』、高速ダウンロードが可能な“HSDPA”通信方式に対応した『Nokia 6121 Classic』の3機種だ。
Nokia 6267
Nokia 6267は音楽再生機能に主眼を置いたモデル。MP3、MP4、AAC、eAAC+、WMAといったファイル形式の再生が可能で、FMラジオの聴取もできる。最大4GBのmicroSDカードを搭載できる(内蔵メモリーは30MB)。通信方式はWCDMA 850/2100、GMS、EGMS 850/900/1800/1900に対応。本体サイズは幅47×奥行き21.5×高さ94mmで、重量は98gとなってる。
Nokia 3500 Classic
Nokia 3500 Classicはフラットなデザインを採用したストレートタイプの携帯電話機。FMラジオチューナーや200万画素カメラを搭載しながら、幅45×奥行き13.1×高さ107mmというコンパクトな本体サイズが特徴だ。重量は81g。通信方式はEGMS 850/1800/1900に対応する。
Nokia 6121 Classic
Nokia 6121 Classicは、HSDPAにより最大3.6Mbpsの高速ダウンロードが可能。通信方式はWCDMAのほか、GSM、EDGE(Enhanced Data GSM Environment) 850/900/1800/1900に対応する。
Bluetoothヘッドセットの新製品も登場
今回のイベントでは、最大11時間のワイヤレス通話が可能な『BH-602』や、Over-the-Ear型の本格的なワイヤレスヘッドセット『BH-604』などのBluetoothヘッドセットも発表された。
Nokia N800も素敵!
会場にはそのほかにもノキアの端末が所狭しと並んでいた。個人的に目を引いたのは、今年1月に米ラスベガスで開催された“2007 international CES”で発表されたPDA『Nokia N800』。実機を触ったには初めてだったが、画面の大きさ、本体の薄さなどは非常に魅力的だった。
