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シネックス、グラフィックスカード『XFX 8600GT Fatal1ty プロフェッショナルシリーズ』を発売

2007年06月18日 21時52分更新

文● 編集部 若林健太

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(株)シネックスは15日、香港PINE Technology社のパソコンパーツブランド“XFX”の新製品として、米エヌビディア(NVIDIA)社のグラフィックスチップ『GeForce 8600 GT』をオーバークロックして搭載したグラフィックスカード『XFX 8600GT Fatal1ty プロフェッショナルシリーズ』を今月20日前後に発売すると発表した。価格はオープンプライス。予想実売価格は2万1000円~2万2000円。

XFX 8600GT Fatal1ty プロフェッショナルシリーズ

XFX 8600GT Fatal1ty プロフェッショナルシリーズ

XFX 8600GT Fatal1ty プロフェッショナルシリーズは、コアクロックを540MHzから620MHzに、メモリークロックを1400MHzから1700MHzにオーバークロックしながら最大限の安定性を保っているというグラフィックスカード。GPUの冷却において、生じた熱をGPUの上部に設けられたヒートシンクからヒートパイプを通してグラフィックスカード背面のアルミニウムフィンに送る“SBD方式”を採用しており、冷却の効率化やファンレス化による静音化を図ったという。

 Silent But Deadly(静かだが強力)の意。

ビデオメモリーは256MBを搭載。メモリーバス幅は128bit。最大解像度は2560×1600ドット(デュアルリンクDVI時)。映像出力はDVI-I(HDCP対応は現在同社で確認中)×2と、コンポーネントビデオ出力/Sビデオ出力に対応したミニDIN7ピン×1を搭載する。ヒートパイプを含むカードサイズは幅40×奥行き205×高さ125mm。ヒートパイプ/アルミニウムフィンが大型のため、接続にはPCI Express x16スロット×1のほか、隣接する空きスロット×1が必要。

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