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禁断のHack! 内蔵HDDを交換してみた

Apple TV

2007年03月29日 11時26分更新

文● 編集部 広田稔

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アップルジャパン(株)が22日に出荷を開始した、ネットワークメディアプレーヤー「Apple TV」(Apple Storeで見る)。

出荷から1週間経過し、インターネットではアップルならではのユニークなインターフェースと使い勝手に注目が集まる一方で、正当な使い道ではない“Hack”技も数多く報告されている。

Apple TV

今だ解剖されっぱなしの不憫なApple TV。今度はHDDを交換してみよう

中でも話題になったのは、内蔵HDDの交換方法だろう。Apple TVの仕様では、内蔵HDDは40GB固定で、そのうちコンテンツを保存できる領域は約33GBとなっている。内蔵HDDはユーザー側で交換できず、さらに外付けHDDによる容量拡張にも非対応という構造だ。

例えば、写真/音楽/ビデオなど、合わせて50GBのコンテンツを持っている場合、すべてはApple TV側にコピーできず、優先度の高いものを選んで同期する必要がある。この入れ替えを面倒と感じるユーザーにとって、内蔵HDDを交換できるかどうかは関心の高いトピックだったのだ。

編集部でもこの内蔵HDDの交換を試してみたところ、『ディスクユーティリティ』の“復元”機能を使えば、意外と簡単に実現できることがわかった。

事前に準備する機材は、Mac OS X 10.4.9をインストールしたMacintoshと、2台の外付けHDDケース。交換するHDDはパラレルATA接続かつ2.5インチのものを用意する。Apple TVは動作中に本体が熱くなるため、できれば発熱の少ない回転速度が4200回転/分のタイプを用意しておくとベストだろう。

またApple TVを分解して、内蔵HDDを取り出して置く必要があるが、もちろん一連の作業は“自己責任”で、アップルの保証対象外となることを覚えておいてほしい。早速、手順を見ていこう。

注意:分解作業はユーザー自身の責任のもとに行うことを前提としており、個々の環境に関してASCII.jp編集部やアップルでは問い合わせに応じられません。ASCII.jp編集部/メーカー/ショップは、分解作業に伴ういかなる損害も補償しないということをご了承ください。

1.2台のHDDをMacに接続

HDDを接続

Apple TVの内蔵HDDと、交換するHDDをHDDケースにセットして、Macに接続する。今回は、米日立グローバルストレージテクノロジーズ社が販売する2.5インチHDD『Travelstar 7K100』の100GBモデルを交換対象とした


2.ディスクユーティリティを起動

パーティション2分割を指示

『ディスクユーティリティ』を起動し、交換するHDDを選択(ここでは“93.2GB HTS7210...”)。“パーティション”タブに切り替えて、“ボリュームの方式”メニューから“2パーティション”を選ぶ


3.GUIDパーティションテーブルを選択

GUIDパーティションテーブルを選ぶ

先の画面で“オプション”ボタンをクリック。ダイアログを開いて、“GUIDパーティションテーブル”を選び、“OK”ボタンを押す


4.容量を指定してフォーマットを実行

フォーマットを実行

まず2つ目のパーティションをクリックし、“OSBoot”という名前をつけて、サイズを900MBに設定する。続けて1つ目のパーティション名を“Media”として、残りの容量を割り当てる。“フォーマット”は共に“Mac OS 拡張 (ジャーナリング)”を選んでおくこと。あとは“パーティションを作成”を押してフォーマットを実行する


5.Apple TV OSを“復元”でコピー

復元を実行

“復元”タブに切り替えて、“ソース”欄にApple TVのHDDの“OSBoot”ボリュームを、“復元先”欄に交換するHDDの“OSBoot”ボリュームをドラッグ&ドロップ。“復元”ボタンを押してApple TV OSをコピーする。くれぐれもソースと復元先を間違えないように!


6.交換用HDDをApple TVに接続

HDDをセット

交換用HDDをApple TVにセットし、電源ケーブルをコンセントに差し込む


7.HDDの容量を確認

HDD容量を確認

Apple TVの起動後、“設定”の“情報を見る”でディスク容量が拡張されたかどうかを確認。増えていれば作業完了だ


交換後、実際に合計40GB程度のビデオ/音楽/写真をApple TVと同期してみたところ、ちゃんとコンテンツが転送されたうえ、再生も可能だった。160GBのような大容量HDDで試したわけではないので完全に上限がないとは言い切れないが、少なくともApple TVは、ファームウェアでコンテンツの保存に利用できるHDD領域を33GBに制限していないことはわかった。

同期後

iTunes側でHDDを交換したApple TVを開いて、コンテンツを同期したところ。合計40GB程度のコンテンツが同期されていることがわかる

(次ページに続く)

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