ソフトバンクモバイル(株)は15日、(株)東芝製の3G携帯電話機『コドモバイル SoftBank 812T』を今月23日に全国一斉発売すると発表した。子どもの利用を想定し、防犯対策などを施していることが特徴。
コドモバイル SoftBank 812Tは、GPS機能や防犯ブザー、防犯ランプなどを装備し、ブザーと連動してGPSによる現在地などを、メールなどで保護者に知らせる機能を持っている。また、子ども向けに東芝おなじみの携帯電話向けキャラクターの“くーまん”をはじめ、ゲームやアレンジメール素材などのコンテンツをプリインストールしている。
主なスペックは、カメラが有効約324万画素CMOSセンサー、テレビ電話などに使う内側のサブカメラは有効約32万画素CMOSセンサーを搭載する。ディスプレーは約2.4インチ(240×320ドット/26万2144色表示)のTFT液晶パネルを採用する。連続通話時間は約190分、連続待受時間は約470時間。本体サイズは幅49×厚さ23×高さ103mm、重さは約118g。カラーは“ピンク”“プルー”の2色から選べる。
また、コドモバイル SoftBank 812Tの発売に合わせて、位置情報を確認できるサービス“イチなび”(月額使用料210円、検索利用料5.25円/回)と、小学生対象のポータルサービス“Yahoo!きっず”の提供を23日に開始する。Yahoo!きっずでは、独自のフィルタリング基準で選ばれたコンテンツのみ閲覧できる。コドモバイルだけでなく、通常の3G携帯電話機でも利用できる。