メインストリーム向けCPUが長らく続いた物理4コアの壁を突破するなど、激動しているPC自作市場。PCケースも同様で、2015年からデザイン性が急上昇。PCを組むという段階から、“組んで”、“眺めて”楽しいPCケースが続々と登場している。
さらにLEDイルミネーションデバイスが大幅に増加し、それまでケースファンのみだったのが、マザーボードやメモリー、PCケースと増え、発光色も単色からRGBカラーへとパワーアップ。PCパーツや内部をLEDで彩って、PC内部を“魅せる”PCというジャンルが確立している。
魅せる要素は急激にPCケースに取り入れられ、デザイン性とともにRGB LEDファンの標準装備や、強化ガラスパネルの採用がスタンダードに。そのうえ、魅せるPCで映える大型ラジエーター採用のオールインワン水冷や、ハードチューブによるDIY水冷向けの取り付けスペースなどを備えるようになっている。
そこで、編集部オススメの最新PCケースや定番モデルを30製品紹介していこう。
RGB LEDを搭載したデバイスを組み合わせてPC内部をド派手に彩る。LEDデバイスはマウスやキーボードなどにも浸透しており、ゲーム内アクションと連動するといったことも
人気ゲーミングデバイスRAZERとのコラボレーションモデルなどもある
各種PCパーツにLEDを搭載。PC内部を好みのカラーや発光パターンで彩れる
最新マザーボードの多くが、LED制御のためのヘッダーピンを装備。ソフトウェア上からLEDカラーや発光パターンを制御可能になっている
グラフィックボードなども個別にLEDイルミネーション機能を搭載。PCケースへの垂直搭載で、眺めて楽しめるように
