記者会見する日本仮想通貨交換業協会の奥山泰全会長=中央 筆者撮影
日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)が2018年10月24日、金融庁の審査を通過し、国内仮想通貨業界の正式な自主規制団体になった。
誕生したばかりの仮想通貨業界にとって、自主規制団体の認定は大きな前進だ。
しかし、コインチェック、テックビューロと巨額の仮想通貨流出事案が続いたことで、国内の業界関係者の間では「利用者の仮想通貨離れが進んでいる」とも言われる。
認定団体には、会員企業に対して指導や勧告をする権限があるが、利用者の信頼と仮想通貨への期待感を取り戻すには、多くのハードルを乗り越える必要がある。
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