旬な要素を満載のカジュアルゲーミングPC
良い感じに値下がりしている第8世代Core iやRyzen 2000シリーズに、アキバのPCパーツショップおなじみの週末特価に復活しているビデオカード。そのほか、DDR4-2666動作の特価品や格安系SSDの増加と、アキバのPCパーツ事情は最新スペックのゲーミングPC自作を良い感じに後押し中だ。
シリーズ最新作“モンスターハンター:ワールド”を快適にプレイ!
最新のゲーミングPCを組んで、遊びたい今最も旬なPCゲームと言えば、ついに待望のPC(Steam)版が発売されたモンスターハンターシリーズ最新作である「モンスターハンター:ワールド」だ。
PC版ではスペックに応じて描画の設定できるほか、最大フレームレート60fpsをサポートしている。高描画かつヌルヌルと動く、自キャラ&モンスターを楽しめるようになっている。
PC(Steam)版のMHWの推奨スペックは、CPUに4コア/4スレッドとなる第8世代Coreプロセッサーの「Core i3-8350K」(定格4GHz)や、4コア/8スレッドのAMD「Ryzen 5 1500X」。最も重要なビデオカードにはNVIDIA「GeForce GTX 1060 3GB」またはAMD「Radeon RX 570 4GB」が上げられている。
ただ、注意してほしいのは推奨スペックの想定プレイ環境が、解像度1920×1080ドット、グラフィック設定「高」、フレームレート30fpsになっている点だ。
PC版の魅力となる高描画での60fpsプレイを目指すには、より高いスペックのビデオカードを搭載する必要がある。
最低環境 | ||||||
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プロセッサー | Intel「Core i5-4460」もしくはAMD「FX-6300」 | |||||
メモリー | 8GB | |||||
ストレージ | 20GB以上の空き容量 | |||||
グラフィック | NVIDIA「GeForce GTX 760」もしくはAMD「Radeon R7 260x(VRAM 2GB以上)」 | |||||
DirectX | Version 11 | |||||
サウンドカード | DirectSound対応(DirectX 9.0c以上) | |||||
OS | WINDOWS 7, 8, 8.1, 10 (64bit版) | |||||
備考 | グラフィック「低」設定で、1080p/30fpsのゲームプレイが可能 | |||||
推奨環境 | ||||||
プロセッサー | Intel「Core i7-3770」、「Core i3-8350」もしくはAMD「Ryzen 5 1500X」 | |||||
メモリー | 8GB | |||||
ストレージ | 20GB以上の空き容量 | |||||
グラフィック | NVIDIA「GeForce GTX 1060(VRAM 3GB) 」もしくはAMD「RX 570 (VRAM 4GB)」 | |||||
DirectX | Version 11 | |||||
サウンドカード | DirectSound対応(DirectX 9.0c以上) | |||||
OS | WINDOWS 7, 8, 8.1, 10 (64bit版) | |||||
備考 | グラフィック設定「高」で、1080p/30fpsのゲームプレイが可能 |
Steam版「モンスターハンター:ワールド」の最新の更新情報などはこちらへ
https://store.steampowered.com/app/582010/MONSTER_HUNTER_WORLD/
この夏の大本命PCゲームとなるモンスターハンター:ワールド。PC版では描画設定に「最高」、「高」、「中」、「低」の4種類のプリセットを備えるほか、「テクスチャ品質」や「影品質」などといった項目を個別に変更可能になっている。
また、レンダリング解像度の品質となる「イメージクオリティ」などの一部の項目は、シーンで解像度やフレームレートを優先する「可変」が、選ばれるようになっている。
実際の描画を見るとプリセット「高」は、「最高」と比べて影の品質が低下しているほか、遠方にある樽などのオブジェクトの描画に荒が目立ち、一部オブジェクトの描画も削られている。
さらに設定をプリセット「中」まで下げると、キャラ近くの布や樽などの描画にも低下が見られるようになる。新大陸での狩猟生活は、なるべくプリセット「最高」、「高」をベースに進めたいところだ。
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