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アスキー的パソコン大解剖 第11回

「Core X」vs「Ryzen Threadripper」10万円出すならどっち? (1/7)

2017年10月21日 12時00分更新

文● 飯島範久、山県 ベンチマーク●加藤勝明

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 今年の春に「Ryzenの陣」が勃発して以来、インテルとAMDの壮絶な火花をちらす戦いは、この夏を過ぎても続いている。第2陣の舞台となったのが、エンスージアスト向けマルチコアCPUのCore XとRyzen Threadripperだ。

10万円前後で買えるハイエンドCPU
Core i9とRyzen Threadripperはどっちがお得?

 10コア/20スレッドの「Core i9-7900X」と16コア/32スレッドの「Ryzen Threadripper 1950X」が、発表当初は999ドルと同価格となり、マルチコア性能の高さからRyzen Threadripper 1950Xのほうがコスパ的にいいとされていた。

 しかし国内流通時の価格が高めの為替レートとなり、3万円ほど高く設定されてしまった関係で、ひとつ下の12コア/24スレッドの「Ryzen Threadripper 1920X」と同価格帯になってしまい残念がる声が多かった。

 ところが発売後に、突然Ryzen Threadripperの価格改定が入り、Core i9-7900X とRyzen Threadripper 1950Xが日本でも同価格帯になったものの、現在はRyzen Threadripper 1950Xの実売価格は12万5000円前後。Core i9-7900Xが実売価格で10万円前後なので、結局10万円を切るRyzen Threadripper 1920Xのほうが近い存在だ。

 そこで今回は、ほぼ同価格帯のCore i9-7900XとRyzen Threadripper 1920Xでガチ対決をし、同じ額払うならどちらがオトクなのか検証してみた。

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