6月20日に新拡張パッケージが発売され、ますます盛り上がりを見せる『ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター』。新ジョブ『侍』『赤魔道士』の追加に加え、“潜る”“泳ぐ”といった新アクション、新たなストーリーが展開されるため、これからゲームを始めようか検討している、あるいは以前プレイしていたのだが、これを機会にプレイを再開しようという人も多いかもしれない。
この記事では、そんな人のために最新の『ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター』事情を解説しつつ、初心者・経験者別のおすすめゲーム開始方法のほか、必要なスペック、ゲーミングPCなどを紹介していく。
新パッケージで何が変わった?『FFXIV』最新事情
初の拡張パッケージである『蒼天のイシュガルド』に続き、2年のスパンをおいて発売・正式サービスインとなった『ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター』だが、新要素の追加のほか、ゲームの根本部分に関わる調整が多く行なわれている。プレイフィールが大きく変わっている箇所もあるので、ここではその中から主なものを紹介しよう。
①新ジョブ『侍』『赤魔道士』が追加
新拡張パッケージでは、新たなジョブとして『侍』および『赤魔道士』が追加された。ロールは『侍』が近接物理DPS、『赤魔道士』が遠隔魔法DPSとなっている。
『侍』は刀を武器に戦う近接タイプのDPSで、コンボにより自身に付与される“閃”の数に応じて発動できる強力な“居合術”や、攻撃で溜まっていく“剣気”を消費して発動する“必殺剣”を駆使してダメージを出していくのが基本的な戦闘スタイルとなる。コンボルートにより付与される“閃”が異なり、コンボ自体にも与ダメージアップなどのボーナスがかかるため、剣気を貯めつつ3つのコンボをしっかり使い分けていくのが重要だ。なお、攻撃力はSTRの値を参照し、一部装備をモンクと共有する。
『赤魔道士』はレイピアとクリスタルを武器に戦うDPSで、遠距離からの魔法攻撃とレイピアによる近接攻撃を駆使する、これまでにない戦闘スタイルが特徴。白魔法と黒魔法をバランスよく扱っていくことで“ホワイトマナ”“ブラックマナ”を均等に溜め、一気に接近して強力な近接攻撃を発動するのが基本的な戦闘の流れとなる。詠唱時間のある魔法を実行すると、自動的に次に実行する魔法の詠唱時間をゼロにする“連続魔”という強力な特性を持つため、これを上手く使っていくのもポイントだろう。
どちらのジョブも拡張パッケージ『紅蓮のリベレーター』をインストール後、いずれかのクラスがレベル50以上であれば解放されるため、復帰プレイヤーならいきなり触ってみるというのもアリだ。
②“泳ぐ”“潜る”新アクションで水中を移動可能に
これまでは水辺を歩くことしかできなかったが、新たに“泳ぐ”“潜る”といったアクションが追加となり、新エリアでは水中を自由に移動することが可能となった。前拡張パッケージである『蒼天のイシュガルド』で解放された空の移動に続き、冒険の幅が広がったわけだ。
もともとグラフィックスの質の高さで知られる『FFXIV』だけあって、水中の景色は非常に綺麗で見ごたえのあるものとなっている。ちなみに、水中ではフライングマウントも使用可能だ。
この連載の記事
- 第95回 後悔しないPCケース選び2020秋
- 第94回 Ryzen PRO 4000Gシリーズで自作するゲーミングPC
- 第93回 コンシューマーの名作も続々Steamに参戦! この夏やるべき新作・名作PCゲーム
- 第92回 Ryzen 3000XTシリーズではじめてのパソコン自作!
- 第91回 第10世代Coreと第3世代Ryzenで組むコスパ最強の自作PC
- 第90回 CometLake-Sことインテル第10世代Coreプロセッサーを見極める
- 第89回 勝つのはどっち? 第10世代Core vs Ryzen ゲーミングプラットフォーム最強決定戦
- 第88回 240Hz超え製品が登場! ゲーミング向けハイリフレッシュレート液晶ディスプレー最前線
- 第87回 一目惚れして自作したくなるPCケースを買う
- 第86回 「CoD: Warzone」も出た! 今からプレイしても遅くない、バトルロイヤル系シューター最新アップデート
- この連載の一覧へ