この連載は江渡浩一郎、きゅんくん、青木俊介が週替わりでそれぞれの領域について語っていく。今回は、青木俊介が制作したコミュニケーションロボット「BOCCO」を紹介する。
みなさま、初めまして。コミュニケーションロボットを開発・販売している会社ユカイ工学の青木です。
この連載では、ロボットビジネスをテーマに、ユカイ工学のロボット製品や業界の最新事情をご紹介します。
ユカイ工学は「2025年までにロボットが一家に一台普及している世界」を目指す2007年創業のロボットベンチャー企業です。2015年7月には、忙しい共働きのパパ・ママが家で留守番している鍵っ子とのコミュニケーションや見守りを可能にする、「BOCCO」というコミュニケーションロボットを発売(3万1320円)いたしました。
第1回目となる今回は、BOCCOの紹介をします。
BOCCOは自宅のWi-Fiと接続して使用することで、インターネットを介したコミュニケーションを可能にしています。仕事中や外出している家族のスマートフォンからでも音声メッセージを送ることができるほか、text-to-speechの機能を活用して、スマホから送ったメッセージも可愛いBOCCOの声で読み上げてくれます。
本体にはボタンが2つしかない、非常にシンプルなデザインとなっています。
この連載の記事
- 第318回 DTM勢がAIで作曲したら、AIの得意分野と苦手分野が見えてきた
- 第317回 ものづくり版コミケ「Makerフェア」2024年は面白かった。出展者の世代交代もなされているように見えた
- 第315回 0歳児、いつから保育園に? 女性の働き方、とことん考えてみました
- 第315回 推しの細胞がついた指輪を作ってもらった
- 第314回 おしゃれすぎるファン付きウェアを買って重要な問題に気付いた
- 第313回 0歳児がいながら、働く。ベストなやり方は?
- 第312回 パートナーの反対で転職できない問題
- 第311回 YouTubeの再生を止めないために画面を自動でタップする機械を作った
- 第310回 地方に移住したいが、東京にとどまるべきか
- 第309回 「マジック:ザ・ギャザリング」という深淵の入り口に立った。まだ底は見えない
- この連載の一覧へ