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日本各地のかっこいいスポットを愛でる

潜入映像:核融合炉に飛び込んで動画を撮ってきた!

2016年09月17日 20時00分更新

文● こーのス

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 日本各地のかっこいい技術・施設を取材する超不定期連載「日本各地のかっこいいスポットを愛でる」シリーズとして、岐阜県土岐市にある自然科学研究機構 核融合科学研究所(National Institute for Fusion Science)を訪ね、大型ヘリカル装置(LHD、Large Helical Device)の内部に潜入。じっくりねっとり動画を撮影してきました。

ヘリカル研究部高密度プラズマ物理研究系・本島厳准教授が解説。

 核融合発電は次世代発電技術のひとつ。炉にはいくつかの方式と種類があり、今回は磁場閉じ込め方式を採用するヘリカル型核融合炉。LHDのサイズは、外径13.5m、高さ9.1m、重量約1500t。内部は総数約7000枚のステンレスの保護板で覆われており、うねっている螺旋構造体の奥に超伝導コイルがあります。コイル内部にはニオブ・スズ導線があり、その総延長は36kmほど。

 詳しい技術解説については、林佑樹氏の渾身の詳細記事を読んでいただくとして、とにかくむちゃくちゃかっこいい真空容器内を撮影した4K映像を含む、貴重な全54分間にわたる特別潜入映像を、倶楽部会員限定でお届けします。

 金属の美しい曲線美はもちろんのこと、非常に難しいとされるプラズマ制御に向かい地道な努力を重ねる核融合科学研究所を、本島厳准教授のわかりやすい解説とともにお楽しみください。

(写真:林祐樹撮影)

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