DJコジマの作業“中”BGM 第6回
Sue Raney「Songs for A Raney Day」
雨の日におすすめのジャズアルバム その名も「雨の日のジャズ」【倶楽部】
2016年06月29日 16時00分更新
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雨の日のジャズ |
雨の日と作業中は
東京では雨の日が続いています。「雨の日と月曜日は」というカーペンターズの曲もあるぐらい、雨は憂鬱のシンボルととらえられることも多いですな。
編集部で働いていると、雨というのはなかなか歓迎できる事態ではありません。
まず、編集者はカバンから出し入れするものが多い。カメラ、ケーブル、SDカードリーダー、Wi-Fiルーター、名刺……雨の日は、これらを濡れないようにするのが大変。傘を持つとなるとなおさら荷物になる。
さらに、撮影にも向かないのです。たとえばガジェットを屋外で使っている写真を撮ろうとしても、光が暗い、製品やモデルさんを濡らすわけにはいかない……と、心配事が重なってしまう。
そんな雨の日は、編集部で作業をしていても憂鬱になりがち。かといって、無理やり楽天的な音楽を聴くほどにはテンションが上がらない。雨の日でもほどよく楽しめる音楽を作業中に聴きたいわけです。
今日はジャズで行きましょう。スー・レイニーの「Songs for A Raney Day」です。
スー・レイニー(Sue Raney)の「Raney」と、雨の「Rainy」をかけている、粋なタイトルというわけです。邦題は「雨の日のジャズ」。その名の通り、「I Get The Blues When It Rains」「September in The Rain」など、雨の日にちなんだ曲ばかりを集めたアルバム。
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