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ROG 20周年パーツで組んだ究極のPCをテスト。触れば納得の完成度と所有欲をくすぐるデザインに心服!

2026年10月02日 18時00分更新

文● KTU (加藤勝明) 編集●北村/ASCII

提供: ASUS JAPAN株式会社

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4.6スロット厚の威容を誇るビデオカード「ROG Astral GeForce RTX 5090 Edition 20」

 「ROG Astral GeForce RTX 5090 Edition 20」は、同社の「ROG Astral」シリーズをベースに究極の空冷機構を組み込んだ記念モデルだ。誰しも全長361mm×高さ139.3mm×厚さ93.9mmという大きさに圧倒されるはず。PCI Expressの1スロット分が約20.3mmなので、ROG Astral GeForce RTX 5090 Edition 20はなんと4.6スロット!!  ROG Crosshair X870E EDITION 20のインパクトに負けない存在感だ。

 デザインで眼を引くのが裏面のガラスプレートだ。通常のビデオカードでは金属板であるところを全開放とし、ガラスのプレートを載せるという斬新なデザイン。裏面が金属板でないとカードの強度が不足するのではないかという懸念もあるが、ヒートシンク自体が巨大で強度があり、さらにクーラーと一体型になったフレーム構造なので強度は十分なのだろう。

ROG Astral GeForce RTX 5090 Edition 20の化粧箱

開封するとカード本体、さらに上部に載せる湾曲ディスプレー、そして背面に載せるガラス製のバックプレートが顔を出す

どれだけ厚いかはブラケットの小ささ(2スロット分)を見れば一目瞭然。ビデオカードの世界ではクーラーのデカさは正義。これでいいのだ

サイズ感が分からない人向け。広角撮影で強調しているわけでもないのにこの大きさはヤバいとしか言いようがない

昨今のビデオカードは背面が鉄板で覆われていることが多いが、ROG Astral GeForce RTX 5090 Edition 20は裏面がほぼ開放。そのスペースに特製のガラスプレートを載せることで基板もデザインの一部として活用している

ガラスを載せた状態。カード前方〜中盤までのヒートシンクのフィンと、中盤〜後方までの部分でパターンが大きく違うなど、ハイエンドらしい作り込みに注目

 カード上部のコーナー部分にはAMOLEDディスプレーを装着可能。ROG RYUJIN 360 EDITION 20のディスプレーと連動できるので、ROG Crosshair X870E EDITION 20とセットで運用するのが理想的だ。一つ残念なのはディスプレーを動かすにはマザーの背面からUSB Type-Cケーブルで接続する必要があるという点。水冷ヘッドのように配線不要で動けば最高だったのだが、これは単品販売するパーツであるため、特殊な設計を採用できなかったようだ。

カードのコーナー部分には専用AMOLEDディスプレーの設置スペースを確保。装着したら見えなくなる部分にも、丁寧にデザインされている点には感動

専用ディスプレーを装着した状態。カード全体がいかつい箱のような表情に変化した

ディスプレー出力はDisplayPortが3系統にHDMIが2系統という同社製カードではおなじみのレイアウト(最大同時利用は4つまで)。USB Type-CはAMOLEDディスプレーを動かすために必要なもので、ここから映像を出力することはできない

 ROG Astral GeForce RTX 5090 Edition 20はBTF、いわゆる「裏配線」にも対応している。カード下部に専用のコネクターを備えており、同社製のBTF(Back-To-the-Future)マザーが備える「BTF GC-HPWR」経由でカードへの電力供給が可能になる。

 さらに極まっているのがBTF GC-HPWR使用時に12V-2x6ケーブル「も」接続可能であるという点。BTF GC-HPWRまたは12V-2x6ケーブルの片方だけを使用している場合TGPは600W設定だが、両方を同時に接続することでTGPを800Wまで引き上げられる。

 それぞれの電源ラインが単体600Wなので2系統なら1200Wと考えてしまうが、あえて800Wに抑えているのはGPUの発熱影響や基板設計のマージンをとった結果と考えられる。800W動作でもGPUのオーバークロックの余裕は600W時より10%上昇と謳っているにとどまるため、TGPを1.33倍に増やしても性能は強烈に伸びるわけではないようだ。

 とはいえ、ROG Astral GeForce RTX 5090 Edition 20と組み合わせて使うことが多いはずのROG Crosshair X870E EDITION 20にはBTF GC-HPWRコネクターが搭載されておらず、12V-2x6ケーブル1本でしか運用できないのがなんとももどかしい。

 考えうる限りの機能や拡張性を盛り込んだ結果、基板裏の12V-2x6からBTF GC-HPWRへの配線が通せなかったようだ。機能を削ればそれも記念モデルとしてふさわしくないため、機能と運用のバランスを考えROG Crosshair X870E EDITION 20ではBTF GC-HPWRは非対応になったという感じだろう。

 ここまで来るとROG Astral GeForce RTX 5090 Edition 20を水冷化したくなるが、ROG Astral GeForce RTX 5090 Edition 20はグリスではなく液体金属を使用している。出荷時状態への復帰が困難であることを考慮するとこのままで運用するのがベストだろう。標準のヒートシンクもベイパーチャンバー採用でかなり尖った設計なので、ROG Astral GeForce RTX 5090 Edition 20は究極の空冷RTX 5090と言っても過言ではない。

カード下部には専用のコネクターが隠されている(出荷時は保護カバー付き)。そこにカードに同梱されているBTF GC-HPWR用のコネクターを合体させるという設計だ

この状態にするとASUS製BTFマザーでケーブルを使わずにビデオカードへ給電することができる

ROG Astral GeForce RTX 5090 Edition 20の同梱物の一部。一番下は基板を使用した定規。その上の3連ファンを模したものはShiftキー(サイズは右Shiftキーの2.75U相当)に装着するキーキャップでファンも回転する。その他BTF GC-HPWR用アダプターやグラボの支え。そして24金メッキを施されたメダリオン的なアイテム。これをASUSに持参すると特別なサービスが受けられる……というのは映画の見過ぎだ

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