NTTドコモは7月31日、エリクソンと連携し、国内で初めて最新型大容量基地局装置「RAN Processor 6672」の商用導入を6月に完了したと発表した。同時に、同社製「RAN Processor 6655」の商用導入も今後進める方針を明らかにしている。
4Gと5Gを含む複数世代の移動通信システムに対応する基地局処理装置。大容量処理と低消費電力を両立することを特徴とする。従来のエリクソン製基地局装置と比べて収容効率を4倍に高め、消費電力を50%以上削減したという。通信ネットワークの運用効率化や設備コストの低減に加え、持続可能なネットワーク運用にもつながるとしている。
通信量の増加が続く都市部では、高い処理能力を生かして安定した通信品質を維持することが狙い。ドコモは利用環境に応じて無線装置を柔軟に組み合わせることで、5Gエリアを効率よく拡大する考えだ。
さらに、ドコモが保有する3.5GHz帯、3.7GHz帯、4.5GHz帯の3つの周波数帯を束ねた合計280MHz幅の周波数リソースをMassive MIMO技術で活用する。混雑する都市部やイベント会場などでも、高品質かつ大容量の5G通信を提供し、快適な通信環境の実現を目指すという。
近年は都市部を中心に通信品質への改善を求める声も少なくなかった。設備投資が利用者の体感品質向上につながるか、今後の展開に期待したい。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります













