Appleは7月30日、第3四半期決算を発表した。売上高は前年同期比16%増の1094億1700万ドル、純利益は27%増の297億8900万ドルとなり、4〜6月期として過去最高を記録した。
成長をけん引したのはiPhoneだ。売上高は前年同期の445億8200万ドルから542億5200万ドルへ22%増えた。Macも29%増の103億5200万ドル、App StoreやiCloudなどを含むサービス部門も12%増の307億3900万ドルとなり、いずれも4〜6月期の過去最高を更新した。
一方、iPadの売上高は6%減の61億9100万ドルだった。Apple WatchやAirPodsなどを含む部門は6%増の78億8300万ドルとなった。地域別では米州、欧州、中国、日本を含むすべての地域で売上高が前年同期を上回った。
ティム・クック最高経営責任者は、iPhone、Mac、サービスが2桁成長し、すべての地域で売上高が伸びたと説明した。稼働中のApple製品数も、主要な製品カテゴリーと地域のすべてで過去最高を更新したという。
一方、株式市場では好決算そのものより、7〜9月期の売上高見通しが市場予想を下回ったことが嫌気され、決算発表後の時間外取引で株価が下落した。AI向けデータセンター需要の拡大で先端半導体やメモリーの供給が逼迫し、Appleも需要に見合う製品を十分に供給できない状況が続く見通しだと報じられている。
消費者として気になるのは、今後の価格転嫁の可能性だ。市場ではiPhone 18シリーズが値上げされ、Proモデルは従来より200ドル高くなるとのうわさも流れている。為替次第では20万円前後になっても不思議ではない。
そうなれば、今の端末を使い続けるか、中古を選ぶか、米国では新たに始まった「Apple Upgrade」のような端末リースに目を向ける人も増えそうだ。
Apple Intelligenceを含むAIが高性能化していく一方、そのAIを使うためのiPhoneはこれまで以上に高価な製品になっていくかもしれない。AI世代のiPhoneの進化を楽しみに感じる一方、“どう買うか”で悩む場面は増えそうだ。
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