モバイルコンピューティング推進コンソーシアム
― 使い方と製品選びに潜む「見えない違い」に着目 ―
モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(以下「MCPC」)は、夏場に高まりやすいモバイルバッテリーのリスクについて、利用者に分かりやすく伝える安全啓発ページを公開しました。HP URL: https://www.mcpc-jp.org/LiBat_2026Sum/
近年、モバイルバッテリーを含むリチウムイオン電池搭載製品の火災は増加傾向にあります。東京消防庁の公表資料では、令和5年中のリチウムイオン電池関連火災が過去最多となり、令和6年上半期も前年同期を上回る件数が報告されています。また、消防庁の調査でも、リチウムイオン電池等から出火した火災は令和4年以降増加傾向にあり、モバイルバッテリーでは外部からの衝撃や、高温下での使用・保管が出火原因の一つとして挙げられています。
■ 日常環境でも“想定以上の高温”に
MCPCが実施した確認では、外気温29.4℃の環境でも、直射日光や密閉状態といった条件が重なることで、短時間に大きな温度上昇が生じることが確認されました。
・直射日光が当たる窓際:30分で最大約56℃まで上昇
・直射日光下のバッグ内:内部端末が最大約52.3℃まで上昇、バッグ外側も約60℃まで上昇
このように、日常的な環境であっても、直射日光・密閉・充電中といった条件が重なることで、短時間で高温状態となる可能性があります。特に、バッグやポーチの中など熱がこもりやすい状態では、外から見えにくいまま温度が上がる点に注意が必要です。
高温状態では、電池内部の反応が進みやすくなり、電池の劣化や膨張、発熱、発煙・発火などのリスクにつながる可能性があります。「普段通りの使い方」であっても、使用環境によってリスクが変わる点を理解しておくことが重要です。

左:車内に放置する
真ん中:バッグの中で充電する(密閉状態)
右:直射日光の当たる場所で使用
■ 見た目では分からない「安全性・品質の違い」
同じような外観、容量、価格帯の製品であっても、高温環境下での挙動には差が生じる場合があります。その背景には、製品内部の設計、製造工程、品質管理の考え方の違いがあります。
具体的には、温度上昇時の制御設計、過充電・過電流などに対する保護機能、製造工程における品質管理、検査体制、アフターサービス体制などが挙げられます。これらは利用者が外観だけで判断しにくい一方で、製品の安全性や品質を支える重要な要素です。
これらは外観やスペックからは把握しにくい一方で、高温時の挙動や事故リスクに影響する重要な要素です。MCPCでは、こうした「見えない違い」を理解することが、安全に製品を選ぶための一つの視点になると考えています。
■ 夏場に特に注意したい使い方
夏場は、車内や窓際など直射日光が当たる場所への放置、バッグやポーチの中など熱がこもりやすい状態での充電を避けることが重要です。また、膨張、異常な発熱、充電できない、においがするなどの異常を感じた場合は、使用を中止し、製造事業者や販売店に相談してください。
製品を選ぶ際には、価格や容量、外観だけでなく、製造・品質管理・サポート体制など、製品の背景にも目を向けることが大切です。
■ MCPCガイドラインについて
MCPCは、モバイルバッテリーの安全性・品質に関するガイドライン(GL-015)を策定し、製造工程、品質管理体制、アフターサービス体制、製品ライフサイクル全体の観点から、製品選びの判断材料となる情報の整理・可視化を進めています。
本ガイドラインは、特定の製品の性能や安全性を保証するものではありません。一方で、外観や価格だけでは分かりにくい安全性・品質に関する取り組みを確認するための参考情報として、利用者がより適切に製品を選ぶ一助となることを目指しています。
■ 今後の取り組み
MCPCでは、業界向けのガイドライン運用に加え、利用者への安全啓発を継続的に実施していきます。関係機関や会員企業と連携しながら、市場動向や事故情報を踏まえ、モバイルバッテリーの安全利用と、外観や価格だけに依存しない製品選択に関する理解促進を図ってまいります。

【新ロゴ&キャッチフレーズについて】本ロゴは、高温環境への放置や電池への衝撃といった日常の利用シーンで起こり得るリスクについて、気づきを促すことを目的としたものです。このたび新しく公募作品より厳選なる審査の上、決定をいたしました。こちらのデータは、一般の皆さまに広くご活用いただけるよう準備ができ次第、MCPC公式Webサイトに詳細情報を掲載いたします。
【MCPCについて】
MCPC(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム 会長:安田 靖彦)は、業界の枠を超えてモバイルコンピューティングを普及促進することを目的とし、1997年に発足した任意業界団体です。スマートフォン等のUSB充電インタフェース安全設計ガイドライン、モバイル機器安全設計ガイドライン、端末インターフェースガイドライン、Bluetooth関連ガイドラインなど、多数の標準化活動を推進しています。また、「IoTシステム技術検定」、「モバイルシステム技術検定」、「ワイヤレスIoTプランナー検定」、「ローカル5G実践研修講座」などを通じて、モバイル、IoT/AIの普及拡大にも貢献しています。
MCPC加盟企業・団体169社(2026年7月現在) http://www.mcpc-jp.org
「本件に対する問合せ先」
モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)事務局
所在地:〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-12長谷川グリービル2F
電話:03-5401-1935
E-Mail: office@mcpc-jp.org
リリース文 pdfはこちらです。 < https://www.mcpc-jp.org/press/pdf/press_20260715.pdf >
具体的には、温度上昇時の制御設計、過充電・過電流などに対する保護機能、製造工程における品質管理、検査体制、アフターサービス体制などが挙げられます。これらは利用者が外観だけで判断しにくい一方で、製品の安全性や品質を支える重要な要素です。
これらは外観やスペックからは把握しにくい一方で、高温時の挙動や事故リスクに影響する重要な要素です。MCPCでは、こうした「見えない違い」を理解することが、安全に製品を選ぶための一つの視点になると考えています。
■ 夏場に特に注意したい使い方
夏場は、車内や窓際など直射日光が当たる場所への放置、バッグやポーチの中など熱がこもりやすい状態での充電を避けることが重要です。また、膨張、異常な発熱、充電できない、においがするなどの異常を感じた場合は、使用を中止し、製造事業者や販売店に相談してください。
製品を選ぶ際には、価格や容量、外観だけでなく、製造・品質管理・サポート体制など、製品の背景にも目を向けることが大切です。
■ MCPCガイドラインについて
MCPCは、モバイルバッテリーの安全性・品質に関するガイドライン(GL-015)を策定し、製造工程、品質管理体制、アフターサービス体制、製品ライフサイクル全体の観点から、製品選びの判断材料となる情報の整理・可視化を進めています。
本ガイドラインは、特定の製品の性能や安全性を保証するものではありません。一方で、外観や価格だけでは分かりにくい安全性・品質に関する取り組みを確認するための参考情報として、利用者がより適切に製品を選ぶ一助となることを目指しています。
■ 今後の取り組み
MCPCでは、業界向けのガイドライン運用に加え、利用者への安全啓発を継続的に実施していきます。関係機関や会員企業と連携しながら、市場動向や事故情報を踏まえ、モバイルバッテリーの安全利用と、外観や価格だけに依存しない製品選択に関する理解促進を図ってまいります。

【新ロゴ&キャッチフレーズについて】本ロゴは、高温環境への放置や電池への衝撃といった日常の利用シーンで起こり得るリスクについて、気づきを促すことを目的としたものです。このたび新しく公募作品より厳選なる審査の上、決定をいたしました。こちらのデータは、一般の皆さまに広くご活用いただけるよう準備ができ次第、MCPC公式Webサイトに詳細情報を掲載いたします。
【MCPCについて】
MCPC(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム 会長:安田 靖彦)は、業界の枠を超えてモバイルコンピューティングを普及促進することを目的とし、1997年に発足した任意業界団体です。スマートフォン等のUSB充電インタフェース安全設計ガイドライン、モバイル機器安全設計ガイドライン、端末インターフェースガイドライン、Bluetooth関連ガイドラインなど、多数の標準化活動を推進しています。また、「IoTシステム技術検定」、「モバイルシステム技術検定」、「ワイヤレスIoTプランナー検定」、「ローカル5G実践研修講座」などを通じて、モバイル、IoT/AIの普及拡大にも貢献しています。
MCPC加盟企業・団体169社(2026年7月現在) http://www.mcpc-jp.org
「本件に対する問合せ先」
モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)事務局
所在地:〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-12長谷川グリービル2F
電話:03-5401-1935
E-Mail: office@mcpc-jp.org
リリース文 pdfはこちらです。 < https://www.mcpc-jp.org/press/pdf/press_20260715.pdf >
本ガイドラインは、特定の製品の性能や安全性を保証するものではありません。一方で、外観や価格だけでは分かりにくい安全性・品質に関する取り組みを確認するための参考情報として、利用者がより適切に製品を選ぶ一助となることを目指しています。
■ 今後の取り組み
MCPCでは、業界向けのガイドライン運用に加え、利用者への安全啓発を継続的に実施していきます。関係機関や会員企業と連携しながら、市場動向や事故情報を踏まえ、モバイルバッテリーの安全利用と、外観や価格だけに依存しない製品選択に関する理解促進を図ってまいります。

【新ロゴ&キャッチフレーズについて】本ロゴは、高温環境への放置や電池への衝撃といった日常の利用シーンで起こり得るリスクについて、気づきを促すことを目的としたものです。このたび新しく公募作品より厳選なる審査の上、決定をいたしました。こちらのデータは、一般の皆さまに広くご活用いただけるよう準備ができ次第、MCPC公式Webサイトに詳細情報を掲載いたします。
【MCPCについて】
MCPC(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム 会長:安田 靖彦)は、業界の枠を超えてモバイルコンピューティングを普及促進することを目的とし、1997年に発足した任意業界団体です。スマートフォン等のUSB充電インタフェース安全設計ガイドライン、モバイル機器安全設計ガイドライン、端末インターフェースガイドライン、Bluetooth関連ガイドラインなど、多数の標準化活動を推進しています。また、「IoTシステム技術検定」、「モバイルシステム技術検定」、「ワイヤレスIoTプランナー検定」、「ローカル5G実践研修講座」などを通じて、モバイル、IoT/AIの普及拡大にも貢献しています。
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