シャープ
鴻海精密工業股份有限公司(本社:台湾新北市、董事長:劉揚偉、以下、鴻海)とシャープ株式会社(本社:大阪市、社長:河村 哲治、以下、シャープ)は本日、新規事業における戦略的協業に関する覚書を締結しました。両社は、協業フレームワークおよびコミュニケーション体制の構築を通じて、鴻海の「3+3+3」戦略(※1)に基づいた技術とグローバルでの製造力およびサプライチェーン、新規事業創出基盤と、シャープが保有するグローバルなブランド力、市場チャネルおよびサービスネットワークを組み合わせ、研究開発および事業化に向けた協業モデルを共同で検討することで、市場開拓と新規事業の加速を目指します。
今回締結した覚書は、AIインフラ・ソリューション、エネルギー・ESG関連アプリケーション、ロボティクスおよびスマートオートメーションシステム、次世代通信技術、スマートシティなどを対象としたもので、市場ニーズに適合した革新的な製品・サービスの共同開発を推進するものです。
まず、両社は、研究開発プラットフォーム構築の検討を開始します。鴻海が重点成長領域としている「3+3+3」戦略に基づいたAI、エネルギー、ロボティクス、EV(電気自動車)、次世代通信などで保有する技術を、シャープの新規事業創出に活かすべく、共同研究開発やPoC(※2)、市場投入を推進し、双方の競争力強化を図ります。
また、事業開発プラットフォーム構築にも取り組みます。これは、事業化・実装の重要な基盤となるもので、鴻海の製造能力、サプライチェーンおよびグローバルパートナーネットワークと、シャープのブランド力と市場における優位性の組み合わせにより、日本を含むグローバル市場で新たな事業領域を共同で開拓し、事業展開の加速を目指すものです。
この取り組みの一つが、現在注目されているAIインフラです。シャープが市場参入を表明しているAIサーバー事業において、シャープブランドのAIサーバー関連製品・ソリューションの展開を検討します。導入支援から製品供給、運用・保守まで手掛けることで、高性能コンピューティングならびにAIアプリケーションの急速な需要拡大に対応していきます。
鴻海 董事長 劉揚偉のコメント:「シャープは鴻海にとって重要な企業であり、高いブランド価値と顧客基盤を有しています。一方、鴻海は世界有数の製造能力、サプライチェーンおよびイノベーション・研究開発能力を有しています。グループ全体の観点から、今回の覚書締結を通じて、両社のリソース補完を強化し、AIやエネルギー、ロボティクスなどの成長産業で新たな事業モデルを創出することで、シャープの企業価値および鴻海の競争力がさらに高まることを期待しています。」
シャープ 社長執行役員CEO 河村 哲治のコメント:「シャープは日本を含むグローバル市場に深く根づいた強固なブランド力と顧客基盤を有しています。今回の協業を機に、シャープの強みと、鴻海の研究開発およびグローバルサプライチェーンにおける強みを組み合わせ、新規事業の立上げを共同で推進することで、さらなる成長につながることを期待しています。」
今後、両社は市場ニーズと産業の発展動向を注視しながら、各種領域における協業機会を慎重に検討し、段階的に実現させていくことで、長期的な価値創出に共同で取り組んでまいります。
※1 鴻海が推進する戦略。EV、デジタルヘルス、ロボティクスの3つの事業分野に、AI、半導体、次世代通信技術の3つの主要技術を組み合わせ、スマート製造、スマートEV、スマートシティという3つのプラットフォームの構築を目指すもの。
※2 Proof of Conceptの略。新しいアイデアやサービスの実現の可能性を確認するための検証作業。
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【ニュースリリース全文】
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