オブナイズ
obnizOS上で動作するLuaスクリプトとクラウドのプログラムが協調動作。低レイテンシとデータ圧縮を実現
株式会社obniz(本社:東京都豊島区、代表取締役:佐藤 雄紀、以下「obniz」)は、このたび最新ファームウェア obnizOS 7.1.0 のベータ配信を開始いたしました。
本リリースからはobniz Board / 1Y も更新対象に含まれます。
obniz Boardはこれまで obnizOS 3.5.0 が最新版でしたが、今回のアップデートにより、3.5.0 から 7.1.0 までに積み重ねてきた数多くの機能強化・安定性向上・セキュリティ対策を、一度にご利用いただけるようになります。
▎ 本配信はベータ版です。検証目的でのご利用を推奨し、本番環境への適用は十分なテストの上でご判断ください。
※ ベータバージョンはベータテストプログラムに参加されているユーザー様のみダウンロード可能です。
◆ ポイント1:Luaが利用可能に
obnizOS 7.0以降で導入された Luaプラグイン(Lua 5.4.7) が、obniz Boardでもご利用いただけるようになりました。クラウドやAPIと連携した、柔軟なデバイスロジックの記述が可能になります。
▎ 【ご注意】obniz BoardシリーズではLuaプログラムの不揮発領域への保存には対応していません。
▎ オフライン時はLuaは継続動作するものの、再起動・deep sleepを行うとLuaプログラムは失われます。接続中の実行用途としてご利用ください。
obniz Boardに限らずOS7.1.0ではLuaに豊富な機能が追加されております。
全ての機能のご利用には obniz.js 4.1.0-beta.0以降が必要となります。
https://github.com/obniz/obniz/releases/tag/v4.1.0-beta.0
OS7.1.0で追加されるLuaの機能
- 新規に pwm / displayの追加
- io.drive() による プッシュプル・オープンドレインの切り替え
- io.pull()による内臓プルアップダウンの制御
- cloud.transactionWait() , obniz.plugin.callWait() 関数によるクラウド・端末間の双方向のトランザクション機能の実装
- on_low_memory()関数によるメモリ不足の検出
IO Example https://github.com/obniz/obniz/tree/develop/examples/nodejs/hardwares/obnizb1_b2/io
LuaのExample全体(7.1.0新機能を含む)
https://github.com/obniz/obniz/tree/develop/examples/nodejs/plugin
◆ ポイント2:MCPサーバー連携で活用の幅が広がる
Luaの利用により、MCPサーバーとの連携を通じて、AIツール(Claude/ChatGPTなど)から自然言語でのデバイスの状態取得・遠隔制御・故障予測分析といった活用が、一層広がります。
▎ ※ MCPサーバー自体はクラウド側の機能のため、旧バージョンのOSでもご利用いただけます。
▎ 今回のアップデートは、Luaと組み合わせることで活用シーンをさらに拡張するものです。
◆ ポイント3:OS3.5.0 → 7.1.0 でできることの比較
obniz Boardで新たに利用可能になる主な機能は以下のとおりです。

◆ ポイント4:セキュリティ対策(脆弱性対応)の網羅
OS3.5.0以降、以下のCVE(脆弱性)への対応が行われています。今回のアップデートでこれらの対策がobniz Boardにも適用されます。
Wi-Fi 関連
KRACK系:CVE-2017-13077 / CVE-2017-13078 / CVE-2017-13079 / CVE-2017-13080 / CVE-2017-13081 /
CVE-2017-13082
CVE-2019-9494 / CVE-2019-9496(Dragonblood系)
CVE-2020-12638(隣接チャネルへのAP切替に関する対応)
CVE-2020-26142
CVE-2022-23303 / CVE-2022-23304
CVE-2023-52160
Bluetooth 関連
CVE-2025-66409 / CVE-2025-68474(悪意あるデバイスへの脆弱性対応)
CVE-2025-68473(SDP処理の修正)
固定 Identity Resolving Key(IRK)に関するBLE脆弱性対応
長期間に渡るセキュリティ強化が一度に適用され、より安心してご利用いただけます。
アップデート方法・詳細
詳しくはリリースノートをご覧ください。
→ https://docs.obniz.com/reference/obnizos-for-esp32/changelog
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