AMD、Interop Tokyo 2026でダブル受賞 「AMD Ryzen AI Embedded P100」と「AMD Helios」が高評価
2026年06月11日 15時00分更新
日本AMDは6月10日から6月12日まで幕張メッセで開催中のInterop Tokyo 2026において、組込み向けAI SoC「AMD Ryzen AI Embedded P100 シリーズ プロセッサ」とラックスケールAIプラットフォーム「AMD Helios」が「Best of Show Award 2026」を受賞した。
IoT/エッジコンピューティング部門では、AMD Ryzen AI Embedded P100 シリーズ プロセッサが準グランプリを獲得した。最大12個のZen 5 CPUコア、RDNA 3.5統合GPU、XDNA 2 NPUを単一BGAパッケージに統合し、NPU単体で最大50 TOPS、CPU・GPU・NPU合算で最大80システムTOPSのAI推論性能を実現する組込み向けx86 SoCだ。LLMやマルチモーダルAIをローカル実行でき、10年間の長期供給にも対応するため、産業、医療、車載などミッションクリティカル用途に向く製品だ。
サーバー&ストレージ部門では、AMD HeliosラックスケールAIプラットフォームが審査員特別賞を受賞した。AMD Instinct GPU、AMD EPYCプロセッサ、高速ネットワークを統合し、生成AIや大規模言語モデルの学習・推論向けに設計された次世代AIインフラストラクチャだ。OCPのOpen Rack Wideを採用して高密度実装と電力・冷却効率を両立し、GPU間接続にはUALink、クラスターネットワークにはUltra Ethernetを取り入れることで、特定ベンダーへの依存を抑えながら拡張しやすい構成を実現する。
P100シリーズの受賞理由は、CPU・GPU・NPUを統合したヘテロジニアス構成と高信頼性、さらにx86アーキテクチャの資産を生かせる実用性にある。AMD Heliosは、ラック単体で最大2.9 exaFLOPSの演算性能と総計31テラバイト、総帯域幅1.4ペタバイト/秒のHBM4メモリーを提供できる点、着脱式液冷システムによる冷却効率と拡張性、そしてTCO削減につながるオープン標準準拠の設計が評価されたものだ。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります














