フレキシブルファクトリパートナーアライアンス
フレキシブルファクトリパートナーアライアンス(FFPA)は、SRF(Smart Resource Flow)無線プラットフォームの最新の通信規格である技術仕様Ver.2.1について、無線共存管理に関連するIEC 62657-4規格「無線アプリケーションの中央協調制御による共存管理」への自己適合宣言を実施しました。
【IEC規格への自己適合宣言】
フレキシブルファクトリパートナーアライアンス(FFPA)は、このたび、製造現場の様々な用途として混在して利用される多様な無線システムを安定に共存させるSRF(Smart Resource Flow)無線プラットフォームの最新の通信規格である技術仕様Ver.2.1について、無線共存管理に関連するIEC規格のひとつであるIEC 62657-4 : 2025 「無線アプリケーションの中央協調制御による共存管理」 (“Industrial networks - Coexistence of wireless systems - Part 4: Coexistence management with central coordination of wireless applications” ) への適合を確認し、自己適合宣言(Self-Declaration of Conformity)を実施したことをお知らせいたします。詳細については、FFPAのウェブサイト (https://www.ffp-a.org/document/jp-index.html ) をご覧ください。
【最新の技術仕様Ver.2.1を一般公開】
自己適合宣言の対象であるSRF無線プラットフォーム技術仕様Ver.2.1を一般公開しました。ここでは、SRF無線プラットフォームのリファレンスアーキテクチャ、機能、機能ブロック間のメッセージ・パラメータ、代表的なシーケンスダイアグラム、データフレームを規定しています。技術仕様Ver.1.1との後方互換性を保ちながら、5G Control for Frequency Control、5G Control for Multi-radio Integration Control、Multi-hop Controlの機能、IEEE 802.11ahに対応するインタフェース機能等を追加しています。FFPAのウェブサイト (https://www.ffp-a.org/document/jp-index.html ) からダウンロードできますので、ご活用ください。
【イベントのご案内】
FFPAは、2026年5月27日から29日に東京ビッグサイト (西3・4ホール) で開催されるワイヤレスジャパン×ワイヤレス・テクノロジー・パーク2026に出展します。展示では、具体的な製造現場の例として、電子機器製造における組立から梱包までの工程でAMR(Autonomous Mobile Robot)やタブレットを活用する現場や、自動車製造におけるクリーン環境での塗装の工程でロボット・AMR・環境センサ等を活用する現場を、それぞれ題材として、そこで発生し得る無線通信関連のトラブルについて紹介した上で、その原因の解析や対策にSRF無線プラットフォームを活用するユースケースを紹介します。また、FFPAでは、FFPAの活動やSRF無線プラットフォームに関心を持っていただいた企業の方々からなるユーザーグループでのコミュニティ活動を行っています。2026年6月29日に東京日本橋の会場とオンラインとのハイブリッド開催を予定している第20回ワークショップでは、前述のSRF無線プラットフォームのユースケースについて紹介・解説した上で、質疑応答や議論を行う予定です。ご関心がある方は、FFPA事務局 (Email:info@ffp-a.org) までご連絡ください。
【SRF無線プラットフォームの構成】
SRF無線プラットフォームはField Manager、SRF Gateway、SRF Device、SRF Sensorから構成されます (図1)。Field Managerは、複数の無線システムを統合管理するコントローラであり、アプリケーションの要求品質を満たし電波干渉を回避するよう無線リソースを協調し、制御ポリシーにより各無線システムに無線リソースを配分します。SRF Gateway/SRF Deviceは、Field Managerの管理下で無線通信を行う親機/子機であり、Field Managerからの制御ポリシーに従い自律的に無線リソースを制御し、無線回線状態等を測定しField Managerへ通知します。SRF Sensorは、Field Managerの管理下にない無線機器を検知・監視する無線環境センサです。これらの連携動作により、複数の無線システムが混在している無線環境において安定した無線通信を実現します。

図1 SRF無線プラットフォームの構成
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