ポケットサイズなのに、ズームは本気。パナソニックは4月22日、1.0型センサーと光学15倍ズームを載せたコンパクトデジカメ「LUMIX DC-TX3」を発表した。発売は5月中旬予定で、価格はオープン。
コンパクトながら、スマホが苦手な光学ズームを埋める設計だ。35mm判換算で24〜360mmをカバーする光学15倍ズームを搭載し、広角から望遠までを1台でカバー。それでいて、外形寸法は約111.2×66.4×45.2mmとポケットサイズにおさえた。1.0型の裏面照射型CMOSセンサーを組み合わせ、夜景や薄暗い室内、低照度のイベント会場でもノイズを抑えて明るく鮮やかに撮れるという。
公式サイトでは旅行だけでなく、スポーツ観戦や音楽ライブのような“推し活”用途を想定している。一眼を持ち込みにくい会場でも、スマホでは寄り切れない被写体をしっかり狙える。電源オン後すぐにズーム操作できる点まで含めて、「その瞬間を逃したくない人」がターゲットだ。
さらに、4Kフォトでは秒間30コマの連写からベストショットを静止画で切り出せる。被写体に3cmまで寄れるAFマクロにも対応し、USB Type-C充電やスマホ転送、22種類のクリエイティブコントロールも備えた。小さいカメラに、最新の便利機能をひと通り詰め込んだ形だ。
面白いのは、LUMIXがこのタイミングで改めてコンパクト機を打ち出してきたことだ。交換レンズ式が高機能化・高価格化する一方で、気軽に持ち歩けてスマホより撮れるというカメラのニッチは残っている。そこに対して、「スマホの上」と「一眼の下」の中間を狙ってきた形だ。
スマホでは物足りない、でも大きいカメラは持ち出したくない。新しいLUMIXは、そのわがままに、いちばん素直に答える1台になりそうだ。
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