ugo株式会社
累計40億円突破でフィジカルAIの社会実装を加速
ugo(ユーゴー)株式会社(代表取締役CEO:松井 健、以下、ugo)は、NTT西日本株式会社(代表取締役社長:北村 亮太)をリード投資家とし、通信・鉄道・エネルギー・不動産・小売・物流など社会インフラを支える事業各社を引受先として第三者割当増資を実施し、シリーズB3ラウンドの資金調達を完了いたしました。これにより、累計資金調達額は約40億円となります。

■ これまでの実績と事業成長
ugoは、業務DXロボット「ugoシリーズ」とロボット統合管理プラットフォーム「ugo Platform」の開発・提供を通じて、警備・点検・施設管理などの現場におけるロボットの社会実装を推進しています。
近年では、「ugo Platform」のOEM契約を締結し、プラットフォームを起点とした導入拡大を加速させています。また、経済産業省が主導する国家プロジェクトであるロボティクス分野におけるソフトウェア開発基盤構築事業や、NEDOが推進するディープテック・スタートアップ支援事業にも採択され、量産体制の強化と研究開発の両輪で事業基盤を固めています。
加えて、政府が2026年3月に取りまとめた『AIロボティクス戦略』でも、点検・警備・搬送などの現場実装と、導入を起点としたデータ活用の重要性が示されており、AIロボティクスの社会実装機運は一段と高まっています。
そして、昨今の人手不足の深刻化や省人化ニーズの高まりにより、当社の売上高は、直近3年間で連続して前年比およそ2倍の成長を実現。さらに、2025年に発売した小型点検ロボット「ugo mini」は、発売から約1年で累計出荷台数100台を突破するなど、現場からの引き合いが急速に拡大しています。(プレスリリース:AI搭載小型点検ロボット「ugo mini」累計出荷台数100台を突破)

<ugoロボット事業の成長とフィジカルAIへの取組み>
■ 資金の使途と今後の展開
今回調達した資金は、これまでの社会実装をさらに加速させるため、以下の領域に重点的に投資します。
- フィジカルAI領域の研究開発を加速
- ロボティクスソリューション展開の拡大
- ロボットの量産体制強化
- エンジニアを中心とした採用強化
■ フィジカルAIへの取組み
AIロボット向け模倣学習キット
腕ヒューマノイド「ugo Pro R&Dモデル」に加え、直感的な操縦と力覚を伝達する専用バイラテラルコントローラ、およびオープンソースのロボット学習フレームワーク「LeRobot」に対応したソフトウェアから構成される開発者向けパッケージ。高品質な訓練データを短時間で収集し、ロボットに人間の動作を模倣学習させる環境を簡単に構築できるため、フィジカルAIの基盤モデル研究開発を飛躍的に加速させます。
Webサイト:https://ugo.plus/products/ugo-pro-rd/
国産多脚型点検ロボット
これまで小型点検ロボット「ugo mini」を多数の現場で運用する中で寄せられた「大きな段差や不整地に対応できる走破性」や「屋外環境への対応」といったニーズに応えるため、新たに開発に着手。本開発はNEDOの「ディープテック・スタートアップ支援事業(DTSU事業)」STSフェーズに採択されています。
プレスリリース:ugo、NEDO「ディープテック・スタートアップ支援事業(DTSU事業)」STSフェーズに採択
国産汎用ヒューマノイドロボット
一般社団法人AIロボット協会(AIRoA)が実施する「国産汎用ロボット開発コンペティション」に採択され、新たな汎用ロボットの開発に参画。コンペティションでの評価基準をクリアし、最終的な「データ収集用ロボット」としての選定を目指します。将来的には、さらなる改良や量産体制の構築を見据え、次世代ロボット産業の発展に貢献してまいります。
プレスリリース:ugo、「国産汎用ロボット開発コンペティション」に採択
■ 採用情報
事業拡大に伴い、機械学習エンジニア、アプリケーションエンジニア、組込エンジニアを中心に、全ポジションで積極採用を行っています。
- 機械学習エンジニア
- アプリケーションエンジニア
- 組込エンジニア
その他求人一覧はこちら:https://herp.careers/v1/ugo0220/
ugoは今後も、現場での実装拡大とフィジカルAI技術の深化を両輪に、ロボットがあたりまえの選択肢となる社会の実現を目指してまいります。
■資金調達の概要
調達方法:第三者割当増資
引受先(リード投資家を除き、五十音順):
NTT西日本株式会社(リード投資家)
EXEO Innovation Fund
ここちよい未来への扉投資事業有限責任組合*
JR東日本スタートアップ株式会社
大和ハウスグループ共創共生1号投資事業有限責任組合
東京ガス株式会社
阪急阪神イノベーションパートナーズ投資事業有限責任組合
Brand New Retail Initiative Fund 投資事業有限責任組合*
*「ここちよい未来への扉投資事業有限責任組合」は株式会社デンキョーグループホールディングスのCVCファンドです。
*「Brand New Retail Initiative Fund 投資事業有限責任組合」はイノー・アソシエイツ株式会社と、株式会社エディオンの共同ファンドです。
■代表挨拶
●ugo株式会社 代表取締役CEO 松井 健

この度、NTT西日本様をリード投資家として、通信・鉄道・エネルギー・不動産・小売・物流といった社会インフラを支える事業各社の皆様にご出資いただきましたこと、心より感謝申し上げます。今回のラウンドで特に意義深いのは、引受先の皆様がいずれも「労働力不足」という共通の課題に日々向き合い、ロボットが活躍すべき現場を数多くお持ちの事業者であるという点です。資金面のご支援にとどまらず、各社の現場知見と当社の技術を掛け合わせることで、ロボットの社会実装を一段と加速できると確信しています。「人とロボティクスの融合で、新しい社会システムを構築し、新しい価値観を創造する」― このミッションの実現に向けて、ロボットがあたりまえの選択肢となる社会を、パートナーの皆様とともに切り拓いてまいります。
●NTT西日本株式会社 代表取締役社長 北村 亮太様

ugo社に於いては、以前よりNTTグループのCVCを介して
協業をしておりましたが、同社とNTT西日本との協業の本格化に際しNTT西日本からの出資も必要と判断し今回の発表となりました。
現在、あらゆる産業における労働力不足は深刻な社会課題となっており、その解決策の一つとしてロボットが期待されています。その様な中、ugo社の持つ卓越した開発力・社会実装力とNTT西日本が長年培った保守監視網・NTT研究所をはじめとした技術力とを融合することで、人とロボットが安心安全に協働できる世界の実現を目指します。
●Brand New Retail Initiative Fund 投資事業有限責任組合
無限責任組合員 イノー・アソシエイツ株式会社 代表取締役 池 浩太郎様

今回の資金調達に参加できたことを大変光栄に感じております。3人の取締役を中心とする磐石なチームワーク、リード投資家であるNTTグループの存在、技術開発力と戦略遂行力等に鑑みて、運用CVCファンドとしては最大投資額を最短期間で決定致しました。個人的に薫陶を受けたNTT元社長(本年初にご逝去)が期待を寄せていた国内産業の一つであったことも踏まえ、ugo社が「Japan is back」の代表的なベンチャー企業に飛躍する過程を、最大LPであるエディオン社と共に、積極的に支援して参ります。
●EXEO Innovation Fund Management Pte Ltd CEO Mr. Lim Swee Yong

昨年の我々の初回投資からわずか1年足らずで、今回、ugo社とのパートナーシップをさらに深化させられることを大変嬉しく思います。この短い期間において、ugoチームは高い実行力を発揮し、そのプラットフォームは市場において着実に評価を獲得してきました。
ugoは、構造的な労働力不足の解消や業務効率の向上において重要な役割を果たすポジションにあると考えており、今後、技術の拡張およびグローバル展開を進めていく中で、引き続きチームを支援していくことを楽しみにしています。
●JR東日本スタートアップ株式会社 代表取締役社長 柴田 裕様

この度、ugo社と力強いパートナーシップを結べたこと、心より嬉しく思います。私たちは今、労働力不足という大きな壁に直面しています。しかし、ugo社のロボティクス技術と、私たちが持つ鉄道インフラを掛け合わせれば、それは大きな可能性に変わります。「ugo×鉄道」を起点に、日本を支えるあらゆる現場をアップデートしていく。単なる省人化に留まらない、現場の熱量や価値を最大化するイノベーションを共に起こしていきましょう。
●大和ハウスベンチャーズ株式会社 代表取締役社長 鈴木 哲雄様

大和ハウスグループは、「人・街・暮らしの価値共創グループ」として、幅広い事業を通じ、新たな価値の創出と社会課題の解決に取り組んでいます。建設・物流・小売など多様な業界において、労働力不足が一層深刻化する中、ロボットに寄せられる期待は極めて大きいものと認識しています。ugoが開発する業務DXロボットは、さまざまな現場を支える有効なソリューションとなり得ると考えており、今回の出資を通じて、ロボットの社会実装を多様な現場で推進してまいります。
●ここちよい未来への扉投資事業有限責任組合LP
株式会社デンキョーグループホールディングス 代表取締役社長 高瀬 一郎様

「人とロボティクスの融合で、新しい社会システムを構築し、新しい価値観を創造する。」ことをミッションとするugo社では、ロボットが人の代わりではなく、人とともに働き、人の創造性を引き出す存在になる未来を目指しています。これは単に人手不足など目に見えている課題解決だけでなく、誰も体験したことのない新しい世界観の構築を展望する取り組みでもあります。弊社グループのパーパス「毎日をもっと、もっと、ここちよく」の実現に向けて掲げるビジョン「まだ気づかない、その先へ」との親和性も高いことから、今般の出資を契機として、微力ながら弊社も新たな市場創造に向けて貢献して参りたいと考えております。
●東京ガス株式会社 執行役員 DX推進部長 岸澤 剛様

今回、ugo社の資金調達に参画できたことを嬉しく思います。少子高齢化・労働力不足が進む中、点検・警備の現場における省力化と運用の高度化は重要な課題となっています。ugo社のロボットと「ugo Platform」を活用し、当社の設備管理の現場知見と掛け合わせることで、夜間巡回や高負荷点検等の業務をロボットで代替・補完し、安全性と生産性の向上、コスト最適化の実現を目指します。既に当社グループでは清原スマートエネルギーセンターでの概念実証等を進めており、本出資を機に、東京ガスグループの施設での導入検討と、現場管理業務の省力化・高度化ソリューションの提供を通じた社会実装を加速していきます。
●阪急阪神ホールディングス株式会社 取締役執行役員 上田 靖様

ugo社は、「人とロボティクスの融合で、新しい社会システムを構築し、新しい価値観を創造する」というミッションのもと、生産人口の減少に対するソリューションを展開されています。当社グループにおいても、労働力不足等の課題に対処していくためugo社との協業を推し進め、各事業の課題解決に取り組んでまいります。また、AIロボティクス領域の進展により、人とロボットが共生する社会の到来が示唆されており、ugo社との協業を通じて同領域での知見・ノウハウを高めることで、当社グループのステークホルダーに新たな価値・ソリューションを開発・提供していくことも目指していきたいと考えています。
●業務DXロボット「ugo(ユーゴー)」とは
「ugo(ユーゴー)」は、遠隔操作とAIによる自動制御を融合したハイブリッド型の業務DXロボットです。
警備・点検・案内など、現場ごとに異なる設備や業務に柔軟に対応できる設計で、ロボットの選定や運用もカスタマイズ可能。
人手不足が深刻な業務領域において、人の代替ではなく“人と協働するパートナー”として、業務の継続性と効率化、そしてDXの実現を支援します。
■ugo株式会社 会社概要
所在地: 東京都千代田区東神田1−7−8
設 立: 2018年
代 表:松井 健
URL: https://ugo.plus/
事業内容:ugoソリューションの提供・運用、RaaSフレームワークの開発・提供・運用
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