なにかと話題にあがる「完全メシ」。時間がない中でも、タイパよく栄養バランスのよい食事がとれるとして、メディアなどで取り上げられてきました。最近だと見慣れた存在になってきましたが、これまでありそうでなかったパン商品が登場しました!
完全メシで“三大主食”をカバー
初のパン商品登場
日清食品は「完全メシ」ブランドの初のパン商品「完全メシ BREAD」を3月23日より関東甲信越エリアで順次販売開始しました。
完全メシは、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」に基づき、ビタミン・ミネラルなど33種類の栄養素とおいしさの“完全なバランス”を追求する日清食品のブランドです。
核となるのは、同社の“栄養最適化テクノロジー”で、これによりカロリー・塩分・糖質・脂質について40〜50%程度まで自由にコントロールできるということ。どの商品も、PFCバランス(たんぱく質・脂質・炭水化物)が整った理想的な食事となっているといいます。
新しく登場する「完全メシ BREAD」は、この完全メシ初のパン商品。これまでカップ麺やカップライスといった商品を展開してきましたが、今回パンが加わったことで、三大主食をすべてカバーする形となりました。
「チョコクリーム」と「カレー」の2種類で、いずれもビタミン・ミネラルなど33種類の栄養素が調整されています。
三大栄養素のバランスにも注目です。エネルギー総摂取量に占めるたんぱく質の望ましい割合は13〜20%とされており、その中央値は16.5%とされています。
チョコクリームで計算すると、1個あたり216kcalに対してたんぱく質は8.7g(34.8kcal)で、割合は約16%。ほぼ理想的なバランスといえます。
賞味期限は常温で製造日から90日と長く、家庭でのストックにも活用できます。価格は各322円。
食べてみた!お値段はお高めだけど
ストックにも「ちょうどいい」
試食会で実食。パン生地は全粒粉のような風味があり、公式では“ふわふわ食感”とうたわれていますが、ほどよい噛み応えもあります。ナベコ的には、この少ししっかりめの食感が大人っぽくて「お、いいな」となりました。
「チョコクリーム」はミルク感のある素直な甘さで、パン生地の甘さ控えめな感じと相性良好。どこか懐かしさを感じる味わいで、食べ飽きません。
ゴージャスなパッケージとは裏腹に、気取らないシンプルなチョコクリームパンで好感です。これ好きな人多いだろうな。
「カレー」はスパイス感はありつつも甘口。カレーパンとはいえ揚げていないタイプのためジャンクさや重さはないものの、「しょっぱい系のパンを軽く食べたい」時にはちょうどいいと思いました。
お値段はどうしてもお高めに感じますが、電子レンジ調理やお湯かけが不要で、そのまま食べられる手軽さは魅力です。たとえば、校了作業でパソコンから離れられない時や、深夜に軽く栄養補給したい時など、罪悪感を抑えつつ食べられるのがありがたいです。
デニーズに「完全メシ」がレギュラー登場
さらに、「完全メシ」ブランドの新たな展開も発表されました。
初の全国規模の外食チェーンとの共同取り組みとして、ファミリーレストラン「デニーズ」において完全メシのメニューが登場。
3月25日より、デニーズ店舗で「完全メシ ジャンバラヤ」と「完全メシ 海老グラタン」がなんとレギュラーメニューとして登場します。これにはちょっと驚きではないですか。
ジャンバラヤは、デニーズで長く親しまれてきた定番メニュー。従来は1食あたり約846kcalでしたが、「完全メシ ジャンバラヤ」では506kcalに抑えられています。
発表会には、デニーズジャパン 商品部長の須藤良一氏も登壇。完全メシとしての栄養設計と、デニーズらしいおいしさの両立には苦労したと語りました。それでも、海老やブロッコリーなど食べ応えのある具材を取り入れ、彩りも重視。試食段階では25人中24人が「おいしい」と回答した自信作に仕上がったとしています。
デザートメニューも登場
100憶円規模に成長する完全メシ
また、オンラインストア限定でブランド初のデザートメニュー「冷凍 完全メシ DELI ジェラート」を3月24日から発売。ピスタチオ、マンゴー、ストロベリー、抹茶、チョコレート、レモンの6種類を展開し、いずれも1カップあたり100kcal以内に収まる点が特徴です。
試食会ではピスタチオとマンゴーをいただきました。ピスタチオは甘さ控えめで、豆の風味がしっかりと感じられる仕上がり。ピスタチオ好きにははまりそうです。一方のマンゴーは、カロリー控えめとは思えないほどしっかりとした甘さがあり、満足感のある味わいでした。
完全メシは、2022年5月の本格始動以降ジャンルを拡大。現在はカップ麺やカップライスといった常温商品に加え、ドリンクや冷凍食品、さらにはおにぎりやスープ、惣菜などへと展開しています。社員食堂での導入も進んでおり、海外展開も広がっています。
累計販売食数は6500万食を突破。2025年度には年間売上100億円を超える見込みです。
出始めこそ、タイパ重視の人向けという印象もありましたが、気づけばここまで広がっていたのは少し意外ではないでしょうか。おいしさを実現している点が強みで、味が栄養の二の次とならず、しっかり食事を楽しめるのがありがたいなとナベコ的にも思います。パン商品も登場し、今後さらに存在感が増してくる予感ですよ。
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