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「牛丼・油そばセット」

吉野家、引き算の「油そば」 牛丼とのセットが最強!これは当たりかも

2026年03月13日 17時00分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

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牛丼+麺って画期的!

 ごきげんよう、アスキーグルメのモグ担ナベコです。みんな大好き、牛丼チェーンの「吉野家」は昨年夏、初の「まぜそば」を発売して物議をかもしました。そんな吉野家から、またも麺メニューの再来です。

気になる「牛丼・油そばセット」とは

 吉野家は、「牛丼・油そばセット」を3月12日に販売開始しました。看板メニューの「牛丼」に、新発売の「油そば」を組み合わせたセットです。

 一瞬、昨年と同様のメニューが帰ってきたのかと早合点しそうになりますが、「油そば」は昨年の「まぜそば(正式名称:牛玉スタミナまぜそば)」とは別物です。

 油そばのメニューは「牛丼・油そばセット(並盛)」と「牛丼・油そばセット(ミニ)」の2種類。油そば単品での販売はありません。

 少し驚きました。油そばという、主役にもなりそうなメニューにもかかわらず、牛丼とのセット売りが前提とされています。

 さっそく食べてきました。

「牛丼(並盛)・油そばセット(並盛)」950円

 こちらは「牛丼(並盛)・油そばセット(並盛)」。店内飲食で価格は950円でした。なお、牛丼は大盛など各サイズを選択可能で、サイズによって価格が変わります。

 メンマ、のり、青ねぎがトッピングされたシンプルな見た目。リリースによると、麺には背脂とラードをのせ、にんにく・醤油・胡椒が効いたたれを絡めているそうです。

 麺はもっちりした太麺。弾力があり、ムチッ、プリッと歯ごたえがいいです。これは思わず「おっ」となりました。「あれ、吉野家の麺ってこんなにちゃんとしていたっけ?」とうれしい誤算です。

 昨年発売されたまぜそばはこれより細く、弾力もやや心もとなかったので、今回はぐっと噛み応えが増しています。麺の存在感がしっかり。いいですね!

 以前の取材で、吉野家の麺メニューは店内でゆでるのではなく、冷凍麺を使用していると聞いたことがあります。今回の油そばも同様の冷凍の麺だと思われますが。

背油などが入っています

 一方で、味付けはいたってシンプル。ラードのコクに、背脂の濃厚な風味が時折感じられますが、正直なところやや物足りなさも感じます。

 ここで付属のお酢とラー油を加えてみました。風味を足すつもりだったのですが、お酢の酸味で全体がぐっと軽やかになり、とてもさっぱりした味わいになりました。

酢とラー油をいれると、ラー油の辛み以上に酢のさっぱりさが勝って、辛いというより爽やかに

 大げさに言うと冷やし中華のよう。チュルッと食べ進められる感覚です。牛丼とのセットでも重さを感じさせず、どんどん食べられます。これはいい。さりげないけどクセになりそうな味で、なにより牛丼と食べた時の満足感がサイコー!

牛丼とセットでおいしさを最大値に!
考えられている

2025年7月より期間限定で登場した「牛玉スタミナまぜそば」(現在終売)

 ふと、昨年登場した「牛玉スタミナまぜそば」を思い返しました。あちらは強烈な“にんにくマシマシだれ”付きで、ジャンクさで殴りに来る「足し算」の感じが特徴でした。それと比べると、今回の油そばはかなり控えめで、「引き算」でバランスをとっている気がします。

 油そば単体だと少し物足りなく感じるのですが、牛丼と組み合わせるとバランスばっちり。セット販売を前提にしているのに納得です。

 おそらく、麺メニューをどう生かすか試行錯誤した結果、たどり着いたひとつの形が「牛丼の補佐役」という立ち位置なのでしょう。吉野家の看板メニューである牛丼とのバランスが、よく考えられています。

麺は昨年のものと変わっています。まぜそばと油そばでジャンルもちょっと違うので

 また、注目したいのが麺の進化。昨年の、いい意味で家庭的、言ってしまえばやや心もとない麺から、今回は太麺で弾力重視に生まれ変わっています。

 牛丼と麺もののセットは、個人的には願ってもない組み合わせ! 価格も並セットで950円、ミニセットで800円と、セットとしては手頃ではないでしょうか。

 もしかすると、この組み合わせはしっかり定番化していくかもしれません!

※記事中の価格は税込み

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