ZEFT R67Cをレビュー
Ryzen 7&RTX 5060 Ti搭載ゲーミングPC、BazziteとWindows 11で性能はどのぐらい違う?
2026年03月15日 10時00分更新
Bazziteよりもゲームのフレームレートは伸びる
Windows 11のゲーム検証はMarvel RivalsとCyberpunk 2077を利用する。画質設定などはBazzite編と共通としている。APIの翻訳を必要としないぶん、Windows 11環境はフレームレートが伸びる。
Marvel Rivals
Cyberpunk 2077
BIOHAZARD requiem
BIOHAZARD requiemはベンチマーク機能がないため「CapFrameX」を利用し、ニューゲーム開始直後、街中を事件現場に向かうシーンで計測した。描画品質および光と影は「高」、レイトレーシングは「標準品質」、DLSSは「クオリティー」に設定。
DLSSのフレーム生成(FG 2x)とマルチフレーム生成(MFG 4x)でどの程度違うかチェックしてみよう。
一応パストレーシングでも動作するが、VRAM 8GBではカクつきがひどくなるため、実用設定はレイトレーシング「なし」もしくは「標準品質」が好適だ。VRAMの使用量が限界を超えなければ、Ryzen 7 7700+GeForce RTX 5060 Ti (VRAM 8GB)の組み合わせでも高フレームレートが期待できる。
最後に、BIOHAZARD requiemをプレイ状態で起動し、プレイ状態で15分放置した際のCPUおよびGPUの温度変化もチェックしておこう。温度の追跡には「HWiNFO Pro」を使用した。室温は約25度である。
GPUはゲームでフル稼働しているのにもかかわらず、GPU温度は70度以下をきっちりキープ。今回使用した試用機は3連ファンの大型カードなので冷えて当然といえる。
対して、CPUは95〜96度で安定。サーマルスロットリングやPROCHOTフラグは立っておらず、CPU側に設定されたThermal Limitの猶予をフルに使い切った感じの動作になっている(次図)。
CPU温度が高い理由はAMDの純正クーラー(Wraith Stealth)を使っているためだが、これが気になるのであれば、カスタマイズでCPUクーラーを少しだけランクアップすることをオススメする。ZEFT R67CのOSなしモデルを選べばWindows 11モデルとの価格差(3万800円)で空冷クーラーどころか、簡易水冷クーラーに交換することも可能だ。
まとめ:性能重視ならWindows 11モデル1択だが、スペック充実度重視ならOSなしモデル+Bazziteもアリ
以上でZEFT R67Cの検証は終了だ。Bazziteでもイマドキのゲームは一部制約があるものの動作することがわかっていただけただろうか。絶対的なゲームのパフォーマンスはWindows 11に譲るものの、OSなしモデルを選択することによる差額を利用してCPUクーラーを強化するなど、OSなしモデルをあえて選ぶことで得られる自由度もある。
無論、OSなしモデル+Bazziteという使い方は自己責任であり、パソコンショップSEVENのサポートは得られないというデメリットはある。別途パッケージ版のWindows 11を持っていれば、それを導入するに越したことはない。
とはいえ、最近トラブルの続くWindowsに対する信頼度がちょっと……という人には、ぜひBazziteを一考してみてはいかがだろうか? 自己責任の世界ではあるが、それもまたパソコンの楽しさの1つだ。







