中国アリババグループのQwenチームは3月2日、AIモデルQwenシリーズ最新世代「Qwen3.5」小規模版を公開した。9B、4B、2B、0.8Bの4種類。モデルはオープンウェイトとして提供され、Hugging Faceなどからダウンロードできる。モデルはApache 2.0ライセンスで公開されており、商用利用も可能だ。
公表されたベンチマークスコアでは、Qwen3.5-9Bが一部項目でOpenAIの「GPT-OSS-120B」に迫る、あるいは上回るスコアを示す分野も見られた。特にGPQA DiamondやC-Eval、MMMLUなど知識・推論系ベンチマークで健闘している。
🚀 Introducing the Qwen 3.5 Small Model Series
— Qwen (@Alibaba_Qwen) March 2, 2026
Qwen3.5-0.8B · Qwen3.5-2B · Qwen3.5-4B · Qwen3.5-9B
✨ More intelligence, less compute.
These small models are built on the same Qwen3.5 foundation — native multimodal, improved architecture, scaled RL:
• 0.8B / 2B → tiny, fast,… pic.twitter.com/90JfOM9k4T
公式の動作仕様は確認できないものの、AI実行環境のLM Studio公式アカウントは「Qwen3.5-9Bはローカル環境で約7GBあれば動作する」としている。これは量子化モデルを前提とした実行環境とみられ、一般的な8GB級GPUでも運用可能と思われる。
Qwen3.5-9B is an incredibly strong little model you can download and run on your computer.
— LM Studio (@lmstudio) March 3, 2026
It can takes images as input, can think, and call tools.
Requires only ~7GB to run locally 🤯🚀https://t.co/ePyQSKmaZH
Qwen3.5は、テキストと画像を統合的に扱うマルチモーダル基盤を特徴とし、効率的なMixture-of-Experts構造や大規模強化学習による汎化性能の向上を掲げるモデル。小規模モデルの追加により、開発者や企業は用途やハードウェア環境に応じてモデルサイズを選択できるようになった。







