グーグル「Pixel Watch 4」に追加された心電図測定機能を試す! ヘルスケア回りを総チェック
2026年02月22日 12時00分更新
4回連続でレビューしているグーグルのPixel Watch 4。Pixel Watchシリーズはヘルスケア機能が充実していることにも定評があります。今回はPixel Watch 4を使い続ける中で、筆者が気に入っている部分について、今回は掘り下げてみたいと思います(第1回、第2回)。
新たに追加された心電図機能は、わずか30秒で測定できる
まずは心電図(ECG)測定機能。実はPixel Watch 2から搭載されていましたが、日本では医療機器としては認証されておらず、使えない状態になっていました。
Pixel Watch 4の発売を機に、ようやく厚労省の管理医療機器として承認され、Pixel Watch 2以降の機種において、「Fitbit 心電図」アプリが使えるようになりました。Pixel Watch 4には同アプリがプリインストールされていて、Pixel Watch 2/3はアップデートによって「Fitbit 心電図」アプリが追加されます。
心電図の測定方法は非常に簡単。「Fitbit 心電図」アプリを起動し、画面に表示されるガイドに従って、右側のリューズ(デジタルクラウン)に軽く指を当てるだけ。約30秒で測定が終わり、結果が表示されます。
結果は「洞調律」「心房細動」「判定不能(高心拍数)「判定不能(低心拍数)」「判定不能」の5つ。「洞調律」は心拍リズムが正常で、不整脈の一種である心房細動の兆候が見られないことを示しています。これが表示されたら、ひとまず安心。多くの場合は「洞調律」と表示されるはずです。
万が一、「心房細動」と表示された場合は、医療機関に相談するべきでしょう。「判定不能(高心拍数)」や「判定不能(低心拍数)」と表示された場合も注意が必要です。
ただし、スマートウォッチの心電図機能は、病院で一般的に用いられる「12誘導心電図」とは異なり、測定できることは限定的です。検知するのは心房細動だけで、心臓発作、血栓など、その他の心臓疾患を検知することができません。あくまでも補助的な検査機器として用いるべきでしょう。
心電図はその名のとおり、心拍のリズムがグラフで表示されますが、ウォッチの画面では見ることはできません。スマホ「Fitbit」アプリでは、心拍の波形を記録した図など、詳細な結果を確認でき、それをプリントして医師に見せたりすることも可能になっています。
スマホ「Fitbit」アプリで「自分」→「心電図」に進むと、測定結果の履歴が表示され、詳細な結果を確認できる。そこから「医療機関用のPDFをエクスポート」をタップすると、「心拍リズム評価」というレポートが生成され、ダウンロードできる
「朝のブリーフィング」では睡眠や運動、天気と
健康に関する情報が順番に表示されて便利
Pixel Watch 4には、マルチパスの光学式心拍センサー、血中酸素レベルをモニタリングするセンサー、身体反応を計測するための皮膚コンダクタンス(cEDA)測定センサー、皮膚温センサーなどが搭載されています。これらで取得したデータから、身体の状態が統合的に評価される仕組みです。特に事前の設定は必要なく、着けているだけで自動で測定されるようになっています。
実際に使っていて、便利に思ったのは「朝のブリーフィング」。Pixel Watchを着けたまま寝ると、朝目覚めたときに、健康に関する情報がまとめて通知されます。
まず、睡眠によって自分の身体がどの程度回復しているかを示す「エナジースコア」が表示され、睡眠のスコア、エクササイズの達成度、天気と続きます。毎朝これらをチェックするだけで、十分な睡眠が取れたか否か、今日どのくらい運動すべきかなどがわかるわけです。なお、この「朝のブリーフィング」はPixel Watch 3でも利用できます。

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