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「約2,450億円」1日あたりの花粉による日本の経済的被害

2026年02月25日 08時00分更新

文● 貝塚/TECH.ASCII.jp

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 職場や学校での、この時期の定番の会話といえば──今年も花粉症の季節ですね。

 マスクをして、目をこすり、薬を飲みながら仕事をする。花粉症は、日本人にとって季節の恒例行事と言っても過言ではない。

 しかし、その“代償”を金額で表すと、途端に花粉症は“深刻な経済損失の話”に変わってしまう。とある調査で、「花粉が仕事のコンディションに影響している」と回答した人は88.6%にも達した。さらに「花粉によりパフォーマンスが低下していると感じる時間」の平均は、1日あたりおよそ3.2時間だった。

 この数値を、政府統計の賃金データや就業者数に組み合わせると、花粉症による経済損失額は、なんと1日あたり約2450億円にものぼるのだという。1年や1ヶ月ではない。たったの1日で、だ。

  「春に、みんななる仕方ないやつ」くらいに思っていた花粉症だが、まるで国家予算のような規模の損失を生んでいるとすれば、少し見方も変わる。

 国としてこれだけの損失が見込まれるのであれば、むしろ国策として大規模予算を投下した抜本的な対策に進まないものかと思うのだが、果たしてどうにかなるものなのか……。

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