世間で進むDX、デジタル化。それにともなって需要が増えるIT人材。なんとなく、IT業界にはやりがいや使命感を持って働いている人が多そうなイメージを持っている人も、少なくないのではないだろうか?
しかし、とある調査によれば、IT業界で働く人のおよそ半数は「もう全力では働いていない」状態にあるのだという。
退職はしていないものの、退職しているかのような気持ちで、必要最小限の仕事に妥協的/惰性的に取り組むことを「静かな退職(Quiet Quitting)」と呼ぶ。
同調査では、自身の働き方について「静かな退職」だと感じている「IT人材」が、なんと45%にものぼった。
理由として最も多かったのは、「自身の成果が、給与や昇進に正当に反映されないと感じるから」(43.5%)。次いで「担当の業務量が多く、心身の健康を優先したいから」(37.8%)という回答が多かった。
需要のある場所で、イキイキと働く人々の姿を思い描きがちな分野でも、実際には最低限の業務を淡々とこなしている人も多い──理想と現実のあいだには、思った以上に距離があるようだ。









