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Windows Info 第514回

Windows用のPowerToysのいくつかの機能がコマンドラインで制御できるようになった

2026年02月01日 10時00分更新

文● 塩田紳二 編集● ASCII

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各機能のCLI

 Awakeは、コンピュータを起動したままにしておく機能だ。以下の表は、Awakeのオプション一覧である。

PowerToys

 なお、どのCLIコマンドにもあるヘルプ出力とバージョン表示(--versionのみ)は省略している(以下同様)。詳細に関しては、MicrosoftのサイトにあるAwakeのページを参照してほしい。

●AwakeのCLI
 https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/powertoys/awake#command-line-interface-cli

 AwakeのCLIでは、GUI設定で指定できない項目(他のプロセスにアタッチなど)を設定可能だ。

 Windows 11のスナップ機能を強化し、さまざまなウィンドウ配置(レイアウト)を利用可能にするのがFancyZonesだ。この機能のCLIは、サブコマンドを使う方式になっている。FancyZonesのCLIを使うには、設定でFancyZonesが有効になっている必要がある。

PowerToys

 それぞれのサブコマンドには、短いエイリアスが定義されており、こっちを使うこともできる。また、ヘルプオプションに続けてサブコマンドを指定すると、サブコマンドのヘルプページを表示する。

●FancyZonesのCLI
 https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/powertoys/fancyzones#command-line-reference

 特定のファイルをロックしているプロセスを検索するための機能がFile Locksmithで、これはエクスプローラーの拡張機能として利用する。

 File LocksmithのCLIでは、複数のファイル、ディレクトリを対象に指定できる。

PowerToys

 結果は、テキストとしてコンソール側に表示され、自動処理用のJSON出力も可能だ。ファイルをロックしているプロセスのPIDが表示されるため、これをプロセス制御のコマンド(Stop-Processなど)で終了させるなどが可能になる。

●File LocksmithのCLI
 https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/powertoys/file-locksmith#command-line-reference

 画像のサイズ変更機能であるImageResizerのCLIオプションを示す。

PowerToys

 ImageResizerの場合、コマンドラインで画像サイズやフィットモードを直接指定して画像のサイズ変更が可能になる。ソフトウェアで必要なサイズを計算し、これを元に一連の画像を処理できる。

●ImageResizerのCLI
 https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/powertoys/image-resizer#command-line-reference

 Peek(プレビュー)は、高速な画像の表示機能で、コマンドラインで指定したファイルを表示する。本来のPeekの使い方がコマンドラインからでも可能だ。これまでは、Startコマンド(Start-Processのエイリアス)で、標準の画像表示プログラム(フォトなど)を起動していたが、PeekのCLIコマンドに表示したいファイルを指定するだけで画像を表示できる。

 ドキュメントに記載はないが、PowerToys.exeは、「--help」オプションを受け付ける。ヘルプオプションが指定されていると、GUIの設定ページが開く。

 PowerToysには便利な機能があり、これを日常的に利用しているユーザーもいるだろう。コマンドラインを使うと一部の機能をオプション指定で直接利用できるなどのメリットがある。なお、CLI対応はこれで終わりでもなさそうなので、今後のバージョンアップでは、対応機能が増える可能性がある。

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