キリンビールは2026年の事業方針発表会を行ない、今年の取り組みについて説明した。
まず2025年の振り返りとして、「全員でお客様価値の創造にチャレンジ」をテーマに、「お客様価値の創造に向けたブランド育成」と「お酒の未来を創る両面のアクション」の2つの戦略を軸に取り組みを推進した。
ビール類計は前年比100%、ビールカテゴリーでは、主力商品の「キリン一番搾り生ビール」ブランドから「キリン一番搾り ホワイトビール」を発売し、ラインアップを強化したことにより「一番搾り」ブランド計では前年比104%で着地。10月に発売した「キリングッドエール」は年間販売目標の約2.2倍となる130万ケースを達成し、市場をけん引した。
「キリン氷結」ブランドはスタンダード・無糖に加え、mottainaiシリーズを発売し、多様なニーズに対応したおいしさの提案を行うことで、前年比100%で着地し。
ノンアルコール・ビールテイスト飲料では、9月に発売した「キリン本格醸造ノンアルコール・ラガーゼロ」が年間販売目標の約1.1倍にあたる55万ケースを達成した。
2026年事業戦略
「お客様価値の創造にチャレンジ」
2026年については、「お客様価値の創造にチャレンジ」をテーマに、以下の4項目を軸とした事業戦略で取り組む。
☆お客様価値の創造に向けたブランド育成
10月の酒税一本化を機会と捉え、環境の変化を先取りした商品ポートフォリオを構築し、ブランドを育成することでお客様価値を創造し、お酒の未来を創るイノベーション創出にチャレンジしていく。
☆お酒の未来を創る両面のアクション
2025年から開始した、「つながるよろこびを、未来へ」のスローガンの下、各ブランドと「人と人、人と社会をつなげる」ためのアクションを紐づけたコミュニケーションをさらに進化させ、お酒のもつポジティブな価値を感じていただく取り組みを実行する。
また、酒類事業を営む企業として、アルコールの有害摂取根絶に向けた啓発活動とともに商品展開を連動させることで、節度ある飲酒文化の醸成とこころ豊かな社会の実現を目指し、未来に向けた責任を果たす。
☆海外事業の成長による収益力の拡大
アジア、北米、オセアニアの3ブロックで構成されるAPAC地域を海外事業における最重点エリアに設定し、各国と地域にあわせた商品展開と、現地パートナー連携の強化を通じて、海外のお客様にも手に取っていただける環境作りを更に推進する。
☆攻めの技術開発によるイノベーションの創出
お酒のイノベーションを通じた価値創造を推進していくため、2026年4月に「技術イノベーションセンター」を新設し、体制を強化。合わせて、新しい領域として、お酒の楽しみを広げる価値の創造にチャレンジしていく。
「晴れ風」リニューアル
「すっきりとした飲み口」と「締まりのよい後味」へ進化
「晴れ風」は累計販売本数3.8億本を突破し、2025年4月から開始した飲食店での展開においては、当初の年間目標の約1.3 倍にあたる2万店で導入された。
中味について、麦芽とホップが調和したバランスの良い味わいが評価され、国内外5つのコンペティションで表彰された。
2026年の「晴れ風」は、前年比118%となる約580万ケースの販売を目指す。
●味わい
「飲みごたえ」と「飲みやすさ」が両立した味わいをさらに追求し、「すっきりとした飲み口」と「締まりのよい後味」へ進化。 ・仕込み工程の条件見直しと、清涼感のある新規ホップ配合によって、麦のきれいなうまみと爽やかな香りが感じられる、すっきりとした飲み口を実現する。 ・発酵工程の条件見直しによって、飲み心地の良さを感じる、締まりのよい後味を実現する。
●パッケージ
「素材へのこだわり」がより伝わるデザインへ進化。 ・国産ホップ「IBUKI」を使用する「晴れ風」ならではの独自価値として、「国産ホップ」を明記し、訴求力を向上させる。
2026年1月製造品より順次切り替えとなる。
「グリーンズフリー」リニューアル
コーヒーチェリー香料も使用
ノンアルコール・ビールテイスト飲料「グリーンズフリー」は、「3種ホップ香る爽やかな味わい」を維持しながら、製法の変更と香料3種の新規採用によって、飲みごたえとホップの香りを向上させた。新規採用した香料の1つであるコーヒーチェリー香料は2025年にキリンホールディングス株式会社が開発した新素材であり、飲みごたえ向上のために、今回初めてノンアルコール商品に使用した。
パッケージは、「品質感」「爽快さ」「明るさ」のイメージを強化したデザインに変更。既存のお客様はもちろん、ノンアルコール・ビールテイスト飲料を初めて飲む方やしばらく飲んでいなかった方の、飲用機会の拡大を図る。
2026年1月製造品から順次切り替えとなる。
「華よい」リニューアル
直感的に伝えるパッケージに
低アルコールの果実スパークリング「華よい」は、パッケージングのみリニューアル。
果実が上から下に浸漬している様子と炭酸泡で、「かろやか果実のスパークリング」の華やかな果実味とすっきりとしたおいしさを表現。上部に直線ラインを入れ、洗練された抜け感を感じさせるデザインに仕上げた。
「華よい」のロゴを中央に配し、一体感のある果実と背景のグラデーションでシンプルかつ直感的においしそうであることが伝わるデザインを目指した。
「キリン 華よい 白桃スパークリング」
白桃の華やかな香りと爽やかな果実味が楽しめる。(果汁1.9%)
「キリン 華よい 爽やかライチスパークリング」
華やかでみずみずしいライチの甘みをすっきりとした後味とほどよいお酒感で楽しめる味わい。(果汁1.6%)
「キリン 華よい 葡萄スパークリング」
ぶどうの香りや果皮の渋みを効かせることで、果実味とほどよいお酒感を楽しめる味わい。(果汁22..88%%)
「キリン 華よい 檸檬スパークリング」
レモンのほろ苦さが効いた豊かな果汁感が楽しめる。(果汁00..66%%)
2026年4月14日(火)発売となる。

































