12月下旬に入り、佐川急便、ヤマト運輸、日本郵便の3社では、年末年始に向けて配送が遅延する可能性があるとして、注意を呼びかけている。
佐川急便
佐川急便は12月17日、急激な物量の増加に伴い、全国的に荷物の配送が遅れていることを公表。
配送日時を指定した場合でも遅延する可能性があるほか、海外通販サイトで購入した商品などについては、年内の配送が不可能となる場合があるとしている。
また、荷物の引き受けについても、状況により、一時的に制限する可能性があるという。
ヤマト運輸
ヤマト運輸では年末年始の期間中、一部営業所で受付業務の休業、営業時間短縮、「宅急便当日配送サービス」の荷受け停止や締切時刻の変更などが発生する。
このほか、交通渋滞などで配達に遅れが生じる可能性もあることから、荷物を送る際は日数に余裕をもって申し込むよう勧めている。
日本郵便
日本郵便では、年末年始の交通渋滞や船便の運休により、全国で郵便物や「ゆうパック」などの配達に遅れが生じる可能性がある。
遅延が予測されるケースの概要は以下のとおり。
●年末年始の配送遅延予測(2025年12月23日現在)
■全国的な遅延が予測されるケース
引受対象期間:2025年12月24日~2026年1月4日
対象商品と遅延日数の目安:
半日程度
・速達(郵便物/ゆうメール/レターパック)
・書留(郵便物/ゆうメール)
・ゆうパック(保冷を含む)
1日程度
・郵便物(速達/書留ではない物)
・ゆうメール(速達/書留ではない物)
・ゆうパケット
・クリックポスト
■地域限定で遅延が予測されるケース
引受地域と配達地域:沖縄県以外の全国から沖縄県宛
引受対象期間:2025年12月24日~2026年1月12日
対象商品と遅延日数の目安:
最大6日程度
・ゆうパケット
・クリックポスト
最大10日程度
・航空輸送非対応の商品(郵便物/ゆうメール/ゆうパック)
年末年始の荷物のやり取りは、いつも以上に気を付けておきたい。













